WiMAXが圏外で直らないのはなぜ?
自宅なのにWiMAXが圏外で繋がらないんだけどどうすればいい?
WiMAXが突然圏外になったり、なぜか電波状況が悪くなって接続しづらくなり、ストレスを感じる方もいるかと思います。
そこで、ここではWiMAXが圏外になる原因や対策方法について解説していきます。
※本記事はWiMAX2+、5G回線両方が対象です。
- WiMAXが圏外で直らないときにまず試すこと
- WiMAXが圏外になってしまう6つの原因
- ワイマックスの圏外が直らないときの最終手段
【重要】現在のWiMAX通信に不満がある場合・・・ 「5G対応端末」への切り替えがおすすめです。

5G対応機種に切り替えることで、次のメリットがあります。
- 通信速度が大幅に向上する
- 3日10GBの速度制限が撤廃される
- プラスエリアモードの月間データ容量も30GBまで拡張
次の記事で、WiMAXの5G対応機種へお得に切り替える方法を解説していますので、参考にしてみてください。
WiMAXが圏外で繋がらないときに試す3つのこと
WiMAXが圏外で繋がらないときは、まずは下記の3つを順番に試してみましょう。
WiMAXが圏外ならまずは次の3ステップを試す
- WiMAX端末を再起動
- WiMAXルーターを移動する
- 初期設定の2.4GHzから5GHzへの切り替え
通信問題の多くは基本的な方法で解決することが可能です。それぞれどんな方法なのか、順番に解説します。
圏外で繋がらない時にまず試すこと①WiMAXを再起動
WiMAXが圏外の時に試してみる最初のステップは、再起動です。WiMAX端末の電源を入れ直すことで多くの問題が解決します。
WiMAXルーターは予期しないことが原因で、突然圏外になる場合もあります。以下はX(旧ツイッター)にある口コミです。
圏外の原因が不明の時は、まずはWiMAX端末の電源を一度切ってから数十秒待って再起動をしてみましょう。
再起動よりルーターの接続状態が改善することが多いです。
WiMAXの再起動のやり方は、どのルーターでも基本的には同じです。以下はWiMAX Speed Wi-Fi home 5G L11など端末モデルの再起動の方法です。
再起動の方法
- 端末の電源ボタンを長押し
- 電源が切れたことを確認して数十秒放置
- あらためて電源を入れる
WiMAX端末にはパソコンやスマートフォンのように再起動ボタンはありません。そのため、端末の再起動は手動になりますが、注意点があります。
一度電源を落とした場合、すぐに端末の電源を付けてはいけません。
WiMAXルーターに限らず、電子機器は電源を付ける瞬間は負担が大きく、短いスパンで電源を付けると内部の熱がきちんと放出されません。
熱は電子機器の弱点のため、WiMAX端末の故障の原因にもなります。再起動をする際は、電源を切ってから数十秒は待ちましょう。
これはWiMAXルーター端末の寿命を延ばすためにも重要です。再起動は、WiMAX端末だけでなく、パソコンやスマートフォンのトラブルを解決するのに有効な対象方法となります。
料金プランに関わらず試せる基本的な改善策のためまず再起動してみましょう。
トラブルの原因が不明でも、再起動をすることでシステムを最初からやり直して、発生したエラーを回避できる可能性があるのです。
また、WiMAXルーターに問題が無くて、接続している端末(パソコンやスマートフォン)の不調ということもあります。
接続している端末の不調のようなケースは、接続機器側の再起動も効果的です。
Wi-Fi接続の問題が改善することがあります。
圏外で繋がらない時にまず試すこと②WiMAXを移動する
WiMAX端末を再起動しても圏外が直らないなら、別の場所に移動してみましょう。
電波の届きやすい場所を探すことで通信状態が改善します。ワイマックスの電波は真っ直ぐに飛ぶ性質があり、周りに物が多くあったり、地下やビル街といった障害物が多くある場所だと電波が入らないで圏外になる可能性があります。
WiMAX端末の設置場所を変えるだけで接続が安定することも多いです。
電波は障害物に弱いため、障害物の少ない高いところや窓際にWiMAXルーターを移動すれば電波状況が改善される場合があります。特に高層階の窓際は電波が入りやすいエリアです。
この対策方法は圏外だけでなく、電波が普段から弱い(本数が一本しか表示されない)ときにも有効なため、自宅でWiMAXルーターを使用している方は、どこが一番電波が入るか確かめてみましょう。
Wi-Fiの電波強度が向上し、接続が安定するでしょう。
圏外で繋がらない時にまず試すこと③初期設定の2.4GHzから5GHzへの切り替え
WiMAXルーターの再起動や移動をしても圏外が直らない場合は、初期設定の2.4GHzから5GHzへの切り替えを試してみましょう。
端末の周波数帯を変更することで電波干渉を避けられます。WiMAXには2.4GHzと5GHzという2種類の通信モードがあり、それぞれ特徴が異なります。
使用環境に合わせた最適なモードを選ぶことで改善が期待できます。
特徴 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
2.4GHz | WiMAXルーターやほかの家電製品で使われる帯域 | 壁や床などの障害物に強く、電波が遠くまで届きやすい | 身近な家電製品に使用されているため、自宅の他の家電と干渉しやすい また、アパートやマンションだと隣家の電波とも干渉する |
5GHz | 主にルーターにしか使われない帯域 | 2.4GHzに比べて高速通信が可能で、ほかの電波と干渉しにくい | 壁や床などの障害物に弱く、通信距離が長くなると電波が安定しない |
つまり、WiMAXルーターが圏外なのは2.4GHz帯が他の家電の電波に干渉しているからという場合もあるということです。
GHz帯を切り替えるだけで解決することもあります。そのため、端末で通信モードを変更するとWiFiの電波状況が改善され圏外が直る可能性はあります。
特に多くの電子機器がある環境では5GHzモードが効果的です。WiMAXの通信モードの変更方法はメーカーや機種ごとに多少の違いはありますが、基本的に端末本体メニューから操作します。
以下はGalaxy 5G端末機種の通信モード切り替え方法です。他のルーター端末でも似た操作で変更できます。

WiMAXの通信モード切り替え方法
- 本体「ホーム画面」から「Wi-Fi」を選択
- 「周波数帯」を選択
- 「2.4GHz」または「5GHz」を選択
以上で操作は完了です。設定を変更してもすぐにWiFi電波は安定しないため、数秒待ってから状況を確認しましょう。
GHz設定を変えることで電波環境が大きく改善する場合があります。
どちらにもメリット・デメリットがあるため、通信しているときの状況によっては5GHzよりも2.4GHzのほうが改善される可能性があります。
両方の接続モードを試してみるのがおすすめです。周りの状況に合わせて、WiMAXの通信モードを切り替えてみましょう。
WiMAXが圏外になる原因7つと対策方法
WiMAXルーターが突然自宅などで圏外になった場合、「再起動・移動・通信モード変更」の3ステップを試しても改善しないことがあります。
ここでより深く圏外の原因や対策方法について知っておきましょう。
WiMAXが自宅や外で圏外になる原因は主に7つあり、それぞれの原因に応じた改善策があります。
WiMAXが圏外の原因は7つ
- 自宅や外出先がサービスエリア外
- 障害やメンテナンス中
- WiMAX端末の故障
- 場所が悪くWiFi電波が遮断されている
- 他の機器とWiFi電波が干渉している
- 通信料金の未払い
- 機種変更後に必要な手続きをしていない
それぞれの圏外の原因がどういった内容なのか、どんな対策方法があるのか解説します。
WiMAXが圏外の原因①自宅や外出先がサービスエリア外
WiMAXが圏外の原因1つ目はサービスエリア外で接続できない場合です。どんな高性能な端末でもエリア外では通信できません。
実は、WiMAXのサービスエリアは日本全国をカバーしている訳ではありません。WiMAXを選ぶ際に注意すべき重要なポイントです。
人口が密集する大都市圏はほぼカバーしていますが、山や自然が多いエリアや、人口が密集していないエリアはサービスエリア外となります。
電波の届かない場所では端末がいくら優れていても接続できません。つまり、WiMAXルーターを使用している場所がサービスエリア外だと、どうやっても接続するのは難しく、圏外となっていまいます。
この原因に対する対策方法は、契約をする前に自分が使用したいと思っているエリアや自宅がWiMAXのサービスエリアに含まれているかチェックすることです。
サービスエリア外で圏外なのか確認する方法
WiMAXのプロバイダでは、公式ホームページ上でサービスエリア外かどうかチェックすることができます。
まずは自分の利用エリアが対応しているか確認しましょう。「UQ WiMAX」なら、公式ホームページの「ピンポイントエリア判定」で検索できます。
- 公式ホームページの「エリア」をクリック
- 都道府県をクリックするか、住所・フリーワードから検索
検索したエリアの色によってサービスエリアかどうか判断できます。もし、エリア外で圏外であればそこからエリア内に移動してみましょう。
少し位置を変えるだけで電波が入ることもあります。
対策方法:プラスエリアモードを使う
WiMAXのエリア外で圏外の場合はプラスエリアモードを使うという対策方法があります。
WiMAX端末の設定を変更することで接続可能エリアが広がります。WiMAX2+回線や5G06のエリア外であっても、au 4G LTEや5Gのプラスエリアモードは使える場合もあります。
プラスエリアモードとは…
auが設置した4GLTEや5G回線を利用するモード。WiMAX2+に比べて通信可能エリアが広く、建物の中や地下といった場所でも繋がりやすいなどのメリットが多数ある。
ただし、プラスエリアモードを月間30GB以上使ってしまうと、プラスエリアモードのみ通信制限がかかってしまうので要注意です。
利用料金が変わることはありませんが、通信速度に影響します。
WiMAX端末の設置場所を変えるだけでWi-Fi接続の通信状況が良くなることもあります。
WiMAXが圏外の原因②障害やメンテナンス中
WiMAXが圏外の原因2つ目は障害やメンテナンス中の場合です。これは端末側の問題ではなく、ネットワーク側の問題です。
WiMAXの基地局は日本全国にいくつもありますが、最寄りの基地局が障害やメンテナンス中で接続できないという場合もあります。
この場合は端末の設定を変えても改善しません。また、台風や災害による影響で通信ができないというケースもあります。
これらの原因は起きる確率が低いですが、その可能性もあると覚えておきましょう。一時的な問題なので、復旧を待つ必要があります。
障害やメンテナンス情報を確認する方法
障害やメンテナンスに関する情報はUQWiMAXの公式ホームページから確認できます。
通信ができない原因が端末側ではなくシステム側にあるかどうかチェックしましょう。
https://www.uqwimax.jp/information/maintenance/
工事に関する情報も作業開始日から終了日、開始・終了時刻まできっちりと公式ホームページに公開されていますので参考にしましょう。
障害やメンテナンス中は対策方法はない
WiMAX基地局の障害やメンテンナスで圏外となっている場合は、対応しているエリアがサービスエリア外となっているのと同じ状況です。
端末側では解決できない問題です。そのため、対策方法は基本的にありません。
どんなに高性能なWiMAX端末でも、基地局側の問題は解決できません。
WiMAXが圏外の原因③端末の故障
WiMAXが圏外の原因3つ目はWiMAX端末が故障してる場合です。どんな電子機器も故障する可能性があります。
サービスエリア外でも基地局の障害やメンテナンスでも無ければ、WiMAXルーター端末が故障している可能性があります。
通信機器として重要な部分に不具合が生じている可能性です。端末本体メニューが操作でき、バッテリーの充電などができるのに圏外になってしまうのは、内部のアンテナ部分が故障しているかもしれません。
素人では修理するのが難しいため、WiMAXルーターを修理に出しましょう。端末の保証期間内であれば無償修理が可能な場合もあります。
対策方法:プロバイダに連絡する
WiMAXプロバイダの公式ホームページでは、ルーターが故障・不具合を起こしている場合の手順が公開されています。
端末のトラブルについては専門的なサポートを受けるのが最良の方法です。
UQ WiMAXでは、故障かと思われる不具合に対する対策方法が個別に紹介されており、場合によってはその手順に従うと直るかもしれません。
手順に従って操作したのに直らなかった場合は、交換・修理を申し込むのですが、UQ WiMAXでは契約したサービス、端末、経過日数によって受付窓口が異なります。
ご契約サービス・機種 | ご利用開始日からの日数 | ||
---|---|---|---|
14日以内 | 15日以上 | ||
WiMAX2+ | novas Home+CA | UQお客様センター | |
URoad-HOME 2+ | |||
URoad-Stick | |||
WiMAX2+ | UQお客様センター | お近くのauショップ |
メーカー保証期間は購入日より1年間となっており、保証期間外の交換・修理は有償となります。
WiMAXが圏外の原因④場所が悪く電波が遮断されている
WiMAXが圏外の原因4つ目は場所が悪くWiFi電波が遮断されている場合です。
上記でも説明したように、WiMAXの電波は真っ直ぐに飛ぶため、障害物が多い場所だと遮断されてしまいます。
高性能な端末でも環境によっては電波が届かないことがあります。WiFi電波が弱くなりやすい主な場所は下記になります。
- 地下
- ビルや家など建物の中
- ビルとビルの間
- トンネルの中
- 車の中
- 山間などの土地の起伏が激しいところ
これらの場所では通信状態が不安定になりがちです。また、電車の中でもWiMAXルーターは繋がりにくいです。
何故かというと、屋外を走行している電車は、あちこちの基地局やアンテナから電波を受けているため安定した電波が届きにくくなるからです。
端末が頻繁に基地局を切り替えるため接続が不安定になります。これらの場所に居るときはWiFi電波が遮断されるということを覚えておきましょう。
対策方法:障害物を移動させるなど
場所が悪くてWiMAXの電波が遮断されて圏外のときは、場所を移動するか、電波を邪魔する障害物などを移動させましょう。
端末の位置を少し変えるだけで接続状況が改善することもあります。障害物を移動するのが難しい場合は、WiMAXルーター端末を持って移動しましょう。
WiFi電波の弱い場所から移動するだけで、圏外が直る可能性はあります。通信状態が良くなる場所を探しましょう。
端末の特性を理解して適切な場所に設置するのが重要です。また、WiMAXはアンテナを自作して設置すると、WiFi電波を受信しやすくなるという事例があります。以下はX(旧ツイッター)にある投稿です。
SNSでも自作アンテナを設置して電波状況が改善されたという報告があります。端末の電波受信能力を高める工夫として試してみる価値があります。
自作アンテナを作るときのポイントはアルミホイルとステンレス製で半球形の器具(鍋やボール)を用意することです。
身近な材料で電波環境の改善が期待できます。
アルミホイルは電波を反射し、ステンレスは遮断する効果が高いです。
ステンレス製の器具をアルミホイルで覆い、WiMAXルーターが中心に来るように設置すれば、WiFi電波が反射されてWiMAXルーターに集中します。
WiMAXが圏外の原因⑤他の機器と電波が干渉している
WiMAXが圏外の原因5つ目は他の機器と電波が干渉している場合です。
WiMAXルーターの電波は他の機器と干渉することで弱くなります。特に2.4GHz帯域は自宅で使う家電の電波と干渉しやすいです。
GHz帯が重なると通信品質が低下することがあります。2.4GHzと干渉する家電は下記になります。
- 電子レンジ
- 特定の医療器具
- Bluetooth接続のマイクやキーボード
これらの機器がWiMAX端末の近くにあると接続問題が発生しやすくなります。電子レンジは強力な電磁波を発生するため、使用中に電波が途切れるのは珍しくありません。
ですから、電子レンジWiMAXルーターは傍に置いてはいけません。
対策方法:機器を停止する・5Ghzを使うなど
電子レンジのように他の機器との電波干渉がWiMAXの圏外の原因のときは、該当の機器を停止すれば改善されます。
干渉源を取り除くのが最も効果的です。ですが、電子レンジのように短時間で使用が終わる機器なら問題ありませんが、Bluetooth接続のキーボードなどを一々停止するのは面倒です。
常時使用する機器の場合は別の対策が必要です。原因となる機器を停止できないときは、通信モードの変更を試してみましょう。
干渉しやすい2.4GHzから5GHzに変更することで改善される可能性があります。
通信モードの変更方法は下記になります。
- 本体メニューから「設定」を選択
- 「LAN側設定」を選択
- 「Wi-Fi設定」を選択
- 通信モードを「2.4GHz」「5GHz(屋外)」から選択して切り替える
WiMAXが圏外の原因⑥通信料金の未払い
WiMAXが圏外の原因6つ目は通信料金の未払いです。契約上の問題で接続できなくなっている状態です。
クレジットカードが停止したり、口座に十分なお金が入っていなくて未払いですと、WiMAX通信回線を止められてしまうため圏外となります。
ただし、引き落とし日に引き落としができなかったらすぐに停止ということはなく、猶予期間が設けられています。
WiMAXプロバイダにもよりますが、いくつかの手順を踏んで通信回線の停止、あるいは解約の流れになります。
- 引き落とし日に支払えなかったら、1〜2週間以内にセンターからメールが来る
- 代わりのクレジットカードか入金をせずに1ヵ月〜2ヵ月放置すると回線停止
- それでも未払いだと解約、裁判所からの代金請求通知
WiMAXの利用料金は、未払いで利用停止も発生します。未払いはなるべく早く支払ってしまいましょう。
料金支払いが遅れると余分な費用がかかる場合もあるので注意が必要です。
対策方法:未払い料金を支払う
WiMAXが圏外の原因が通信料金の未払いの時の対策方法は、料金を支払うことです。
WiMAXプロバイダから支払い請求と方法のメールが届くはずなので、その方法を見て支払いを済ませましょう。
もし、なんらかの事情があってすぐに支払えない場合はWiMAXプロバイダのサポートセンターに連絡して相談をしましょう。
WiMAXが圏外の原因⑦機種変更後に必要な手続きをしていない
WiMAXが圏外の原因として、機種変更後に必要な手続きをしていないことも考えられます。
新しい端末に変えたのに接続できない状態です。microSIM対応端末から、nanoSIM対応端末に機種変更をした場合、SIMカードの切り替え手続きが必要です。
この手続きを怠ると新しい端末が圏外のままになります。
対策方法:SIMカードの切り替え手続きを行う
機種変更が原因でWiMAXが圏外の場合はSIMカードの切り替え手続きをしましょう。
物理的な端末交換だけでなく、システム上の変更も必要です。切り替え手続きは以下の「SIMカード切り替え手続き受付ページ」にIMEIを入力して行います。
端末識別番号の登録が必要です。
ここまでの対策方法で圏外が直らない場合は、他のポケットWiFiも視野に入れ始めましょう。
WiMAXの圏外が直らない場合にやるべきこと
WiMAXの圏外がどうしても直らない場合は、下記の2つを実行してみましょう。
- WiMAX端末の初期化
- お客様センターへの問い合わせ
上記の方法を詳しく解説します。
圏外が直らない場合にやること①WiMAX端末の初期化
WiMAXの圏外が直らない場合、端末(ルーター)の初期化をしてみましょう。設定の誤りや内部エラーをリセットする効果があります。
WiMAX端末の初期化とは、工場に出荷した状態まで戻すことです。ソフトウェア的な問題をリセットする強力な対策方法です。
これまで端末に蓄積したエラーや不具合が消去され、出荷されて手元に届いた状態まで戻るので、不具合が直る確率は高いです。
ただし、WiMAX端末の初期化は購入後に設定した内容が全て消去されます。繋げたパソコンやスマートフォンの設定を、最初からやり直す必要があります。
WiMAX端末の初期化はメーカーや機種ごとに異なります。以下はGalaxy 5Gの初期化方法です。

WiMAXの初期化方法
- ホーム画面左上の「三」をクリック。
- 「システム設定」をクリック。
- メニューをスクロールして、画面下部の「リセット」をクリック。
- 再度「リセット」をクリック。
- もう一度「リセット」をクリック。
- 表示が消えれば初期化完了
リセットボタンの場所や初期化のやり方はWiMAXルーターごとに違うため、実行する際は公式ホームページや説明書を読みましょう。
端末の取扱説明書を確認するのが確実です。
圏外が直らない場合にやること②お客様センターへの問い合わせ
WiMAXの圏外が直らない場合にやることの二つ目はお客様センターへの問い合わせです。
専門家のサポートを受けることが解決への近道です。WiMAXが圏外になってしまうのは機械的なトラブルでは無く、システム的なトラブルかもしれませんが、パソコンやスマートフォンに詳しくないと解決するのは難しいです。
WiMAXのプロバイダでは、お客様センターでトラブルの相談や対処方法を受け付けています。UQ WiMAXでは下記の方法が用意されています。
状況に応じた相談方法を選びましょう。
問い合わせ方法 | やり方・受付時間 | メリット |
---|---|---|
チャット | 公式ホームページの「UQお客様センター」より利用可能 受付時間は24時間 |
24時間対応するボットと日中はコミュニケーターが対応 レスポンスが早く、簡単なトラブルに便利 |
WEBフォーム | 公式ホームページの「UQお客様センター」より利用可能 受付時間は24時間 |
24時間以内にメール回答 トラブルの内容を詳しく説明できる |
電話 | コールセンターの音声ガイダンス 9時~21時まで(年中無休) |
相談中に生まれた疑問点をすぐに尋ねられる |
コールセンターの電話番号は下記になります。
新規のユーザー:0120-959-001
契約中のユーザー:0120-929-818
WiMAXが圏外・繋がらない時によくある質問

WiMAXが圏外・繋がらない時によくある質問について回答していきますので、WiMAXが圏外で困っている方はぜひ参考にしてください。
WiMAXのステータスが赤点灯するのはなぜ?直し方は?
WiMAXのステータスランプが赤く点灯するのは、電波を正常に受信できていない状態です。
主な原因は、電波の届きにくい場所にいる、または機器の故障やSIMカードの接触不良です。
まずはルーターの再起動とSIMカードの抜き差しを試してみましょう。
それでも改善しない場合は、サポートセンターへの問い合わせがおすすめです。
サービスエリア内なのにWiMAXが繋がらないのはなぜ?
サービスエリア内でもWiMAXが繋がらない原因として、建物の構造による電波の遮断や、端末の不具合、回線の混雑状況などが考えられます。
また、室内の位置や周囲の障害物も影響します。端末の再起動や設置場所の変更で改善することもあるため、まずは試してみるとよいでしょう。
WiMAXの圏外表示が改善されない場合は解約も視野に
もし、WiMAXの圏外がこのページで紹介した方法でも改善されず、長期間続くようであれば解約し、他のポケットWiFiへの乗り換えも視野に入れる必要があります。
どの端末でも接続できないなら根本的な見直しが必要です。
WiMAXの解約を考える場合は、次の記事をご覧ください。
WiMAXの5G対応機種へ切り替えもあり
もし、現在WiMAXの速度に満足しておらず、5G機種を利用していないのであれば、乗り換えも検討しましょう。
5G対応機種に切り替えることで、最大通信速度が2倍程度までアップするからです。
お得にWiMAXの5G機種に切り替える方法は以下をご覧ください。

WiMAX以外のポケットWiFiを検討する場合は、以下をご覧ください。
当サイト「わかるWiMAX」が総力を挙げて全24プロバイダを徹底比較し、おすすめを厳選しています。
あなたが選ぶべきプロバイダはどれなのかが分かりますので、WiMAXで迷った時の参考にしてみてください。