スマホの買い替え時期はいつが良いのだろうか?本記事ではその疑問に答えていく。
アンケート調査も行っているので、スマホの買い替えを検討している人はぜひ参考にしてほしい。
スマホの買い換え時期や決め手に関するアンケート調査レポート
スマホの買い替えについて、ランダムに選んだ10代から70代の男女756名に対し、以下のアンケートを実施した。
・現在利用中のスマホ
・スマホの買い替え年数
・スマホの買い替えにはもったいないと思う年数
・スマホ買い替えの決め手
・スマホ買い替え時に重視するポイント
この結果について詳しく解説していく。
現在利用中のスマホ
まず、直接スマホの買い替えとは関係ないが、利用しているスマホはどこの会社のものか回答してもらった。
その結果は以下の通り。
利用中のスマホ | 割合 |
---|---|
iPhone | 48.9% |
AQUOS(シャープ) | 15.1% |
Xperia(ソニー) | 10.3% |
Galaxy(サムスン) | 6.8% |
arrows(富士通) | 3.0% |
Huawei | 1.2% |
OPPO(オッポ) | 4.6% |
京セラ | 1.3% |
pixel(Google) | 2.6% |
楽天 | 1.8% |
その他 | 4.2% |
本調査においては、iPhoneが半数近くを占めるという結果となった。
次いでAQUOSやXperiaなど、国内メーカーが続いている。
スマホは何年で買い替えるか
次に、スマホは何年で買い替えるか調査した。
アンケートの結果は次の通り。
買い替え年数 | 割合 |
---|---|
1年以内 | 0.8% |
1年程度 | 0.9% |
2年程度 | 14.7% |
3年程度 | 28.9% |
4年程度 | 22.8% |
5年程度 | 18.0% |
6年以上 | 13.9% |
スマホは3年程度で買い替えると答えた人が約30%と最も多く、次いで「4年程度」、「5年程度」と続く結果となった。
結果から最低でも3年程度は同じスマホを使い続ける人が85%近くいることが分かる。
スマホは何年で買い替えるともったいないと思うか
次に、スマホは何年で買い替えるともったいないと思うかを聞いたところ、以下の通りの結果となった。
買い替えにはもったいないと思う年数 | 割合 |
---|---|
1年以内 | 39.7% |
2年以内 | 36.8% |
3年以内 | 16.4% |
4年以内 | 2.2% |
5年以内 | 3.0% |
6年以内 | 0.8% |
それ以上 | 1.1% |
スマホを買い換えるにはもったいないと思う年数は、1年以内、2年以内と答えた人がともに30%台後半に上った。
4年以内より後の選択肢を選んだ人は7.1%で、3年以上経てばもったいないと思う人が大きく減ることが分かる。
スマホの買い替えの決め手
スマホを買い替える決め手となる要素は何なのだろうか。
アンケートの結果は以下の通り。
買い替えの決め手 | 人数 |
---|---|
バッテリー減少が早い | 585票 |
本体の故障 | 418票 |
料金を安くしたい | 101票 |
アプリの起動が遅い | 207票 |
OSのアップデート不可 | 208票 |
写真・動画データ保存容量上限 | 91票 |
新製品が発売された | 60票 |
本体の分割払いが完了 | 109票 |
お得キャンペーン発表 | 123票 |
利用地域が5G対応した | 12票 |
その他 | 17票 |
バッテリーの減少が早くなることで、買い替えの決断をする人が最も多い結果となった。
次いで本体の故障を挙げる人が多く、物理的な不具合を決め手とする人が多い傾向にある。
スマホを買い換える際に重視するポイント
スマホを買い換える際に重視するポイントをアンケート調査した。
結果は以下の通り。
重視する買い替えポイント | 人数 |
---|---|
値段 | 625票 |
機能 | 446票 |
充電の持ち | 331票 |
メーカー | 340票 |
サイズ・重量 | 284票 |
デザイン | 197票 |
サポート | 41票 |
その他 | 14票 |
スマホを新しくする際に重視するポイントとして1番多く選ばれたのは値段であった。
次いで機能、メーカー、充電の持ちと続き、スペックも重視しているものの、それよりも値段を気にする傾向にあることが伺えた。
スマホを買い換えを検討する目安
スマホの買い換えを検討する目安は主に3つある。
・充電が持たない
・アプリの起動が重い・時間がかかる
・最新OSバージョンに対応していない
1つずつ詳しく解説する。
充電が持たない
スマホの買い替えを検討する目安の1つ目は、充電が持たなくなることだ。
バッテリーの寿命は一般的に2年程度で、劣化が進むと充電の減りもどんどん速くなり、その分使用のストレスも大きくなる。
近年のスマホは自分でバッテリーを交換することができない製品が多いため、買い換える際の目安としては筆頭である。
バッテリーが1日持たない、または持ちが悪いと感じたら、スマホの買い替えを検討すべき時期だと言える。
アプリの起動が重い・時間がかかる
スマホの買い替えを検討するには、アプリの起動が重くなってきたり、時間がかかるようになってきたりすることも目安の1つだ。
ストレージ不足やメモリの圧迫がないにも拘らずアプリの起動に時間がかかるなら、スマホの劣化が考えられる。
また、古い端末で新しいアプリを使うとスペックが不足していて動作が遅くなる場合もある。
アプリの起動にストレスを感じたら、買い替えの目安であると考えよう。
最新OSバージョンに対応していない
スマホの買い替えを検討する目安として、最新OSバージョンに対応していないということも挙げられる。
スマホの頭脳にあたるOSは定期的にバージョンアップされており、新機能の追加やセキュリティの強化がなされている。
常に最新の状態にしておくことで、スマホを快適且つ安全に利用できる為、最新OSに対応していない場合には買い替えも選択肢に入るだろう。
また、最新どころかかなり古いOSにしか対応していない端末は、OS起因でインストールできないアプリも出てくる。
スマホ買い替えによくあるタイミング
スマホ買い替えによくあるのは以下の様なタイミングだ。
・本体の分割払い完了時
・新商品発売時
・新年度が始まる時期
・お得なキャンペーン開催時期
・在住エリアが5Gに対応した時
1つずつ詳しく解説する。
本体の分割払い完了時
スマホ買い替えによくあるタイミング1つ目は、本体の分割払い完了時だ。
分割払いが完了していなくても買い替えは可能だが、残債を一括で清算するか、新しいスマホの料金と二重で支払っていかなくてはならない。
分割支払い中に割引がある場合も分割払い完了と同時に終了してしまう。
元のスマホの支払いが完了した時点で買い替えれば月々の料金がさほど変化することはないので、費用の面で決断しやすいタイミングと言える。
新商品発売時
スマホ買い替えによくあるタイミングとして、新商品発売時も挙げられる。
新商品をいち早く取り入れたい人はもちろんだが、このタイミングで旧機種は安く販売される為、最新機種にこだわりが無い人にとっても買い替えやすいと言える。
ただし、あまり古い機種だとすぐに最新OSやアプリが使えなくなる可能性が高いので発売から1年前後のものを選ぶことをおすすめする。
新年度が始まる時期
スマホ買い替えによくあるタイミング3つ目は、新年度が始まる時期である。
3月から4月は新年度開始や決算期が重なり、1年で最もスマホ本体価格が安くなる時期である。
以下の様なキャンペーンが行われる為、とにかく安く買い替えたい場合にはこの時期を狙うと良い。
・学割
・新生活応援
・複数台同時乗り換えの場合割引
この他に「実質0円」「一括0円」などの限定キャンペーンが行われることもあるのでよく比較してお得に買い替えたい。
お得なキャンペーン開催時期
スマホ買い替えのよくあるタイミングといえばお得なキャンペーンが開催される時期も挙げられる。
前述の通り3月は最もキャンペーンが盛大に行われるが、他の時期にも開催されている。
例えばクリスマスや年末年始がその1つだ。
特にお正月の初売りはお得度が高いことが多いので狙い目と言える。
在住エリアが5Gに対応した時
スマホ買い替えによくあるタイミングとして、在住エリアが5Gに対応した時も挙げられる。
5Gのエリアは徐々に広がってきているが、まだどこでも使えるという訳ではない。
5G対応のスマホを買っても、在住エリアが対応していなければ宝の持ち腐れとなってしまうだろう。
在住エリアが5Gの対応エリアに入ってから買い替えれば、5Gスマホの利便性を存分に利用できるのでおすすめだ。
スマホを買い替える前にやること
スマホを買い替える前にやっておくべきことは以下の5つだ。
・更新月の確認
・データのバックアップ
・アプリなどのデータ移行準備
・オプションの見直し
・料金プランの見直し
1つずつ解説する。
更新月の確認
スマホを買い替える前にやっておくべきこと1つ目は、更新月の確認だ。
現在のキャリアを解約して別のキャリアに乗り換える場合、契約期間中に解約すると違約金がかかる可能性がある。
更新期間であれば違約金はかからないのでまず更新月と更新期間がいつなのかを確認しておきたい。
データのバックアップ
スマホを買い替える前にやっておくべきこととして、データのバックアップも挙げられる。
現在使っているスマホ内にあるデータをスムーズに移行できる様に、バックアップを取っておこう。
iPhoneでクイックスタートができる場合にはバックアップを利用したデータ移行は必要ないが、故障など万が一の為常日頃からバックアップを取っておくと安心だ。
アプリなどのデータ移行準備
スマホを買い替える前にやっておくべきこと3つ目は、アプリなどのデータ移行準備だ。
なにもせずともそのまま利用できるアプリが多いが、LINEのトーク履歴を残したかったりゲームアプリを今と同じ状態で使いたい場合は注意したい。
トーク履歴のバックアップを取る、SNSアカウントやApple IDに連携するなどの準備が必要な場合があるのでアプリや公式サイトなどで確認しておこう。
オプションの見直し
スマホを買い替える前にオプションの見直しもやっておきたい。
今契約しているオプションが本当に必要なのか確認してみよう。
逆に新しく契約した方が便利なオプションが存在するかもしれない。
通常なかなかオプションを見直すことはないので、この機会を利用したい。
料金プランの見直し
スマホを買い替える前に料金オプションの見直しもやっておくとよい。
スマホの月額料金は家計に与える影響が大きい。
家族単位で見直せば、大きく節約できる可能性もある。
どのキャリアのどのプランが現在の利用状況に1番合っているのか、事前にしっかり比較検討したい。
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