スマホの電池、バッテリーの持ちに不満を感じるのは自分だけだろうか?
この記事ではアンケートを実施し、スマホの電池、バッテリーの持ちに関して調査を行ったので参考にして欲しい。
Contents
スマホの電池・バッテリー持ちや充電持ちに不満はある?アンケート調査結果
スマホの電池・バッテリー持ちや充電の持ちに不満があるか、ランダムに選んだ752人に対し、以下のアンケートを実施した。
・現在利用中のスマホ
・スマホの電池持ち・充電持ちに対する不満の内容
・スマホの購入当初はスマホの電池持ち・充電持ちに不満があったか
・日頃モバイルバッテリーを持ち歩いているか
・スマホの充電持ちやバッテリー持ちに求めること
この結果について詳しく解説していく。
現在利用中のスマホ
まず、現在利用しているスマホは何か回答してもらった。
その結果は以下の通り。
利用中のスマホ | 割合 |
---|---|
Android | 47.5% |
iPhone | 52.5% |
本調査ではAndroidよりもiPhoneを利用している人がやや多い結果となった。
【利用期間別】スマホの電池持ち・充電持ちに不満はあるか
次に、スマホの電池持ち・充電持ちに不満はあるか調査した。
結果は以下の通り。
利用中のスマホ | 不満は特にない | 不満がある |
---|---|---|
Android | 64.7% | 35.3% |
iPhone | 53.9% | 46.1% |
Android利用者では35%程度、iPhone利用者では半数近い人が不満を感じているという結果となった。
さらに詳しく把握するため、利用期間別に調査を実施した。
Android利用者の調査結果
Android利用者の期間別満足度は以下の通り。
Android | スマホの充電持ちに不満は特にない | スマホの充電持ちに不満がある |
---|---|---|
半年未満 | 76.9% | 23.1% |
半年以上〜1年未満 | 60% | 40% |
1年以上〜2年未満 | 74.2% | 25.8% |
2年以上〜3年未満 | 58.1% | 41.9% |
3年以上〜4年未満 | 63.6% | 36.4% |
4年以上〜5年未満 | 57.1% | 42.9% |
5年以上〜6年未満 | 50.0% | 50.0% |
6年以上 | 57.9% | 42.1% |
Android利用者の中でスマホの充電の持ちに不満がある人の割合が最も多かったのは、利用期間5年以上6年未満の層となった。
半年未満の層は77%近くの人が不満がないと回答しているが、5年以上6年未満では半数が不満があると回答している。
iPhone利用者の調査結果
iPhone利用者の期間別満足度は以下の通り。
iPhone | スマホの充電持ちに不満は特にない | スマホの充電持ちに不満は特にない不満がある |
---|---|---|
半年未満 | 92% | 8% |
半年以上〜1年未満 | 69.4% | 30.6% |
1年以上〜2年未満 | 61.8% | 38.2% |
2年以上〜3年未満 | 47.4% | 52.6% |
3年以上〜4年未満 | 49.1% | 50.9% |
4年以上〜5年未満 | 46.2% | 53.8% |
5年以上〜6年未満 | 31.8% | 68.2% |
6年以上 | 33.3% | 66.7% |
利用期間が半年未満の場合は92%もの人が不満がないと回答したが、半年以上になると30%が不満を持っており、2年以上3年未満では半数以上が不満があると回答している。
スマホの電池持ち・充電持ちに対する不満の内容
マホの電池持ち・充電持ちに対する不満の内容について、スマホの種類別に調査を行った。
Android利用者の調査結果
Android利用者がスマホの充電持ちに不満を感じている内容は以下の通りだ。
スマホの充電の持ちに不満を感じている理由 | Android |
---|---|
充電が1日持たない | 70票(31.3%) |
充電頻度が増えるから | 56票(25.0%) |
使ううちにバッテリーの最大容量が減っていくから | 51票(22.8%) |
常に充電持ちに気を取られ不安を感じてしまうから | 30票(13.4%) |
メーカースペックの持ち時間より実際の運用時間のほうが少ないから | 12票(5.4%) |
その他 | 5票(2.2%) |
充電が1日持たないという回答が30%を超え、1番多い結果となった。次いで、充電頻度が増える、使っていくうちに最大容量が減るなど、バッテリーの経年劣化による不満が票を集めた。
iPhone利用者の調査結果
iPhone利用者がスマホの充電持ちに不満を感じている内容は以下の通り。
スマホの充電の持ちに不満を感じている理由 | iPhone |
---|---|
充電が1日持たない | 118票(35.1%) |
充電頻度が増えるから | 74票(22.0%) |
使ううちにバッテリーの最大容量が減っていくから | 91票(27.0%) |
常に充電持ちに気を取られ不安を感じてしまうから | 43票(12.8%) |
メーカースペックの持ち時間より実際の運用時間のほうが少ないから | 8票(2.4%) |
その他 | 2票(0.6%) |
Android利用者と同じような結果だが、「使ううちに最大容量が減っていくから」が27%を占め、2番目に多い結果となった。
スマホの購入当初はスマホの電池持ち・充電持ちに不満があったか
次に、スマホの購入当初はスマホの電池持ち・充電持ちに不満があったか調査した。
アンケートの結果は次の通り。
不満はなかった | 不満があった | |
---|---|---|
Android | 86.3% | 13.7% |
iPhone | 90.4% | 9.6% |
Android、iPhoneともにスマホ購入当初は電池持ちや充電持ちに不満はなかったと回答した人が90%近くとなり、使用しているうちに不満が出てくることが浮き彫りとなった。
日頃モバイルバッテリーを持ち歩いているか
日頃モバイルバッテリーを持ち歩いている人はどれだけいるのだろうか。
利用しているスマホ別に調査を行った。
Android利用者の調査結果
Android利用者におけるモバイルバッテリーの持ち歩き状況は以下の通り。
Android | 持ち歩いている | 持ち歩いていない |
---|---|---|
充電持ちに不満がある人 | 28.6% | 71.4% |
充電持ちに不満がない人 | 11.7% | 88.3% |
充電持ちに不満がある人は71%、不満がない人は88.3%が持ち歩いていない結果となり、不満がある人でもモバイルバッテリーを持ち歩いている人は30%以下に留まった。
iPhone利用者の調査結果
iPhone利用者におけるモバイルバッテリーの持ち歩き状況は以下の通り。
iPhone | 持ち歩いている | 持ち歩いていない |
---|---|---|
充電持ちに不満がある人 | 35.7% | 64.3% |
充電持ちに不満がない人 | 27.7% | 72.3% |
iPhone利用者においてもモバイルバッテリーを持ち歩いていない人が多数となったが、充電持ちに不満がある人、不満がない人ともに、Android利用者よりも持ち歩いている人がやや多い結果となった。
スマホの充電持ちやバッテリー持ちに求めること
スマホの充電持ちやバッテリー持ちに求めることを調査した。
結果は以下の通り。
スマホの充電に求めること | |
---|---|
1日1回の充電で1日中持つ | 366票(27.1%) |
3年以上バッテリーが長持ちする | 336票(24.9%) |
1日1回の充電で2日以上持つ | 240票(17.8%) |
30分以内でできる急速充電 | 194票(14.4%) |
2年以上バッテリーが長持ちする | 126票(9.3%) |
不満を持ったことがないため求めることはない | 65票(4.8%) |
モバイルバッテリー持ちのため求めることは特にない | 9票(0.7%) |
その他 | 13票(1.0%) |
スマホの充電持ちやバッテリー持ちに1番求めるられているのは「1日1回の充電で1日中持つ」ことであった。
2番目に選ばれたのは「3年以上バッテリーが長持ちする」ことで、使っていくうちに1日中充電が持たなくなることに不満を感じていることがここでも浮き彫りとなった。
スマホのバッテリー・電池が長持ちしないと感じたときに確認するべき項目
スマホのバッテリー・電池が長持ちしないと感じたときに確認するべき項目は3つある。
・バッテリー寿命が近づいていないか
・無駄な機能が有効になっていないか
・バッテリーを劣化させやすい使い方
1つずつ詳しく解説する。
バッテリー寿命が近づいていないか確認する
スマホのバッテリー・電池が長持ちしないと感じたときにするべき項目の1つ目は、バッテリー寿命が近づいていないか確認することだ。
スマホのバッテリーは充放電を500回繰り返すことで劣化が進むとされている。毎日充電すると1年半程度で500回に達するため、2年近く利用している人はバッテリーの寿命が近づいている恐れがある。
2年以上使っていて充電が1日持たない、急激に充電が減るなどの症状が出る場合はバッテリーの寿命である可能性が高い。
無駄な機能が有効になっていないか確認する
スマホのバッテリー・電池が長持ちしないと感じたときは、無駄な機能が有効になっていないか確認することも重要だ。使っていないアプリが起動していたり、WiFiやBluetoothなどの不要な通信をおこなっていたりといった場合、無駄に電力を消費することになる。
具体的な確認方法は『スマホのバッテリー・電池を浪費する原因』で詳しく説明するので参考にして欲しい。
バッテリーを劣化させやすい使い方を把握する
スマホのバッテリー・電池が長持ちしない場合、バッテリーを劣化させやすい使い方を把握して対処しよう。スマホのバッテリーに使われているリチウムイオン電池は、頻繁に充放電を繰り返す、充電しながらスマホを操作するなどの行為で劣化が進んでしまう。
それらの行為を避けてバッテリーを長持ちさせる使い方を身につけるのが得策だ。バッテリーを劣化させてしまう行動については『スマホのバッテリー寿命を縮めるNG行動5選』で詳しく解説する。
スマホのバッテリー・電池を浪費する原因
スマホのバッテリー・電池を浪費する原因は以下の4つだ。
・不要な通信をおこなっている
・電波が弱い
・不要なアプリを起動している
・ディスプレイが明るい・自動消灯までの時間が長い
1つずつ詳しく解説する。
原因①不要な通信をおこなっている
スマホのバッテリー・電池を浪費する原因の1つ目は、不要な通信をおこなっていることだ。以下、不要な通信がおこなわれている可能性があるものを挙げておく。
・Bluetooth
・ GPS(全地球測位システム)
・ Wi-Fi (無線LAN)
・アプリの自動同期
利用していない時も接続したままにしがちなものばかりだが、バッテリー節約の観点から必要のないものはオフにしておくのが得策だ。
原因②電波が弱い
スマホのバッテリー・電池を浪費する原因として電波が弱いことも挙げられる。電波が弱いとスマホが接続を継続しようとするため電力が消費される。
特に圏外の場合には電波を探す動作を繰り返し行うため、より多くの電力が必要になるので注意が必要だ。
接続する必要がなく、電波が弱い場所でバッテリーを節約したい時はモバイル通信をオフにしておくと良い。
原因③不要なアプリを起動している
スマホのバッテリー・電池を浪費する原因には不要なアプリを起動していることも考えられる。表面上ではわからないが、知らないうちに裏でアプリが動いており、電池を消費している場合がある。
「設定」から「バッテリー」を選択して「電池の最適化」を行うと電力を最も効率良く使用できるので設定しておきたい。
また、特定のアプリが大量に電池を消費している場合、通知がくる様に設定しておくことも可能だ。
現在使っていないアプリであれば、終了させることで電力の消費を抑えることができるので確認しておこう。
原因④ディスプレイが明るい・自動消灯までの時間が長い
スマホのバッテリー・電池を浪費する原因として、ディスプレイが明るい・自動消灯までの時間が長いことも挙げられる。
「設定」を開き、「ディスプレイ」もしくは「画面表示と明るさ」を選択すると明るさのレベルを調節できる。
また、電力の消費を抑える観点からは、「明るさを自動調節」する機能はオフにしておいた方が良い。
意図しないタイミングで画面が明るくなり無駄な電力を使ってしまうことを避けられるので覚えておこう。
スマホのバッテリー・電池には寿命があることを認識する
スマホのバッテリー・電池の持ちをよくするためには、寿命があることを認識しておくことが重要だ。
バッテリーの寿命を延ばし、長く使える方法を以下の観点でまとめた。
・スマホのバッテリー寿命を縮めるNG行動
・スマホのバッテリーを長持ちさせる方法
・充電の際は正規品を利用することが大切
1つずつ詳しく解説する。
スマホのバッテリー寿命を縮めるNG行動5選
スマホのバッテリー・電池の持ちをよくするために、以下のバッテリー寿命を縮めるNG行動を覚えておきたい。
・充電しながらスマホを利用している
・充電のしっぱなし(過充電)となっている
・電池残量が少ない状態で放置(過放電)している
・頻繁に充電している
・高温環境に置いている
詳しく解説する。
NG行動①充電しながらスマホを利用している
スマホのバッテリー寿命を縮めるNG行動1つ目は、充電しながらスマホを利用していることだ。
スマホを充電しながら利用すると、端末と電池に負担がかかり発熱してしまう。
スマホのバッテリーとして使われているリチウム電池は熱が大敵なため、発熱する状況は避けるのが正解だ。
充電はスマホを利用しない時間帯に行おう。
NG行動②充電のしっぱなし(過充電)となっている
スマホのバッテリー寿命を縮めるNG行動として、充電をしたまま過充電になってしまうことも挙げられる。
充電がフルになった後も充電器につないだままにしてはいないだろうか。
この行為もバッテリー寿命を縮めてしまう。寝ている間にスマホを充電する習慣の人は注意が必要だ。
NG行動③電池残量が少ない状態で放置(過放電)している
スマホのバッテリー寿命を縮めるNG行動として、電池残量が少ない状態で放置することにも注意したい。
過充電もNGだが、電池残量が少ないままにしておく過放電もバッテリーの劣化を早めてしまう。
電池残量が10%を切る前に充電する習慣をつけておこう。
NG行動④頻繁に充電している
スマホのバッテリー寿命を縮めるNG行動4つ目は頻繁に充電することだ。リチウム電池は充電を繰り返すことで劣化が進んでしまう。
少し電池が減ったからと言って1日に何度も充電するのは避けるべきだ。充電は電池残量が10%ほどになってからおこなう癖をつけておきたい。
NG行動⑤高温環境に置いている
スマホのバッテリー寿命を縮めるNG行動として、スマホを高温環境に置いていることも挙げられる。リチウム電池は熱によっても性能が落ちてしまう。
充電しながらの利用など電池自体が発熱することも避けるべきだが、高温状況に放置しておくのも劣化の原因となる。
最悪の場合破裂や発火の危険もあるので注意したい。
スマホのバッテリーを長持ちさせる方法
スマホのバッテリーを長持ちさせる方法は以下の3つだ。
・充電の頻度を減らす
・就寝前に充電を完了させる
・スマホが熱を持っていないか確認する
1つずつ詳しく解説する。
長持ちの方法①充電の頻度を減らす
スマホのバッテリーを長持ちさせる方法1つ目は、充電の頻度を減らすことだ。リチウム電池は充電を繰り返すことで劣化してしまう。
バッテリーを長持ちさせたいなら、少しでも充電の回数を減らせる様に心がけよう。
電池残量があまり減っていないのに必ず毎日充電する必要はない。
10%程度まで減ってから充電するのがおすすめだ。
長持ちの方法②就寝前に充電を完了させる
スマホのバッテリーを長持ちさせる方法として、就寝前に充電を完了させることも挙げられる。
就寝中に充電しておき、朝充電器から外すという人が多いと思うが、それでは寝ている間にバッテリーがフルになっても充電され続け、過充電になってしまう。
これを避けるためには、帰宅してから寝る前までに充電を終わらせ、バッテリーがフルになったところで充電器から外しておくのが良い。
長持ちの方法③スマホが熱を持っていないか確認する
スマホのバッテリーを長持ちさせる方法3つ目は、スマホが熱を持っていないか確認することだ。
リチウム電池は熱によって劣化がすすむ。端末や電池に負担がかかる使用法をしていると発熱の原因となるので注意が必要だ。
長時間の利用、複数のアプリを起動し続けるなどの使用法は避けた方が良い。高温環境下での使用もバッテリーには負担がかかる。
スマホが熱を持っている場合には利用をやめ、スマホを休ませよう。
充電の際は正規品を利用することが大切
充電の際は正規の充電器を利用することが大切だ。充電器はメーカー正規品ではないものも売られているが、中には電力の供給が不安定になるものがある。
スムーズでない充電はバッテリーに余計な負担を与えるので注意したい。値段はやや上がるが、充電器は正規品を選ぶのが得策だ。
スマホのバッテリー・電池持ちの問題への対処法
スマホのバッテリー・電池持ちの問題への対処法は以下の3つが考えられる。
・Androidは充電専用ケーブルを利用する
・モバイルバッテリーを持ち歩く
・スマホの買い替えを検討する
1つずつ詳しく解説する。
Androidは充電専用ケーブルを利用する
スマホのバッテリー・電池持ちの問題への対処法1つ目は、Androidの場合充電専用ケーブルを利用することだ。
Androidは充電にUSBケーブルを利用するが、USBケーブルにはデータ通信と充電機能を兼用しているものと、充電専用のものとがある。
専用のものは充電速度が速く、出先で急いでいる時などにも便利だ。
充電には充電専用のケーブルを準備しよう。
モバイルバッテリーを持ち歩く
スマホのバッテリー・電池持ちの問題への対処法として、モバイルバッテリーを持ち歩くことも挙げられる。
スマホのバッテリーが1日持たない場合には、モバイルバッテリーを持ち歩くと良い。バッテリーが少なくなったらいつでも充電することができる。
ただし、モバイルバッテリーは荷物になったり、飛行機に持ち込めなかったりといったデメリットもあるので注意が必要だ。
スマホの買い替えを検討する
スマホのバッテリー・電池持ちの問題への対処法3つ目は、スマホの買い替えを検討することだ。
バッテリーが持たなくなっている場合は、バッテリーの寿命が考えられる。購入から2年以上経っているならバッテリーだけでなく処理速度や記憶容量、新しい機能などに対しても、対応が必要になっている場合が多い。
古いスマホは最新のOSにアップデートできないこともあるので、バッテリーが持たなくなってきた時点で買い替えを検討するのは良いタイミングと言えるだろう。
スマホのバッテリーを交換する際の注意点
スマホのバッテリーを交換する際の注意点は以下の2点だ。
・安心して利用したいなら純正品を利用する
・内蔵型はキャリアショップに持ち込み交換してもらう
1つずつ詳しく解説する。
注意点①安心して利用したいなら純正品を利用する
スマホのバッテリーを交換する際の注意点1つ目は、純正品を利用することだ。スマホのバッテリーを自分で用意する場合、純正品か価格の安いサードパーティー製を選択できる。
しかし、サードパーティー製は電池の膨張や液漏れなどが発生するリスクが純正品よりも高い。
それによる故障についてはメーカーの保証対象外となってしまうため、バッテリーは純正品を利用するのが安心だ。
注意点②内蔵型はキャリアショップに持ち込み交換してもらう
スマホのバッテリーを交換する際の注意点として、内蔵の場合はキャリアショップに持ち込み交換してもらうことも挙げられる。
バッテリーが内蔵されているスマホは自分での交換ができないので、キャリアショップに持ち込んで交換してもらうことになる。
料金は保証サービス加入の有無によって変わってくるので注意が必要だ。料金を調べた上で、スマホを買い換えるのとどちらが良いか判断しよう。
iPhoneのバッテリーに関して知っておくべきポイント
iPhoneのバッテリーに関して知っておくべきポイントは以下の2つだ。
・iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法
・iPhoneのバッテリー交換方法
1つずつ詳しく解説する。
iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法
iPhoneのバッテリーに関して知っておくべきポイント1つ目は、iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法だ。
iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法はAndroidの場合とほぼ変わらない。
それに加えて以下の方法も有効だ。
・最新バージョンのiosにアップデートしておく
・iOS 9以降の場合は低電力モードをオンにする
不要な機能はこまめにオフにする習慣をつけると良い。
iPhoneのバッテリー交換方法
iPhoneのバッテリーに関して知っておくべきポイントとして、iPhoneのバッテリー交換方法も挙げられる。
iPhoneのバッテリーは内蔵型のため、自分では交換できない。Apple Store直営店、iPhoneのサービスプロバイダ、Appleオンライン修理サービスへ依頼する必要がある。
AppleCare+に加入していれば無償で交換できるが、加入していない場合は費用がかかるので注意が必要だ。
機種ごとの費用はiPhoneサポートページで調べられるので確認しておきたい。
電池・バッテリー持ちがいいスマホ機種を選ぶポイント
電池・バッテリー持ちがいいスマホ機種を選ぶポイントは以下の3つだ。
・バッテリー容量
・ディスプレイ性能
・CPU性能
1つずつ詳しく解説する。
バッテリー容量
電池・バッテリー持ちがいいスマホ機種を選ぶポイントとして、バッテリー容量は最重要項目だ。
iPhoneとAndroidで比較した場合、iPhoneの方が消費電力が少ないためバッテリー容量も少ないことが多い。
いずれにしても、電池・バッテリー持ちがいいスマホを選びたいなら4,000mAh以上のバッテリーを搭載した端末がおすすめだ。
ディスプレイ性能
電池・バッテリー持ちがいいスマホ機種を選ぶポイントには、ディスプレイ性能も挙げられる。
ディスプレイはスマホ部品の中でも電力の消費が激しい。
・ディスプレイ画面の大きさ
・リフレッシュレート
・液晶よりも有機EL
以上の3つに注意して選ぶと電池・バッテリー持ちの良いディスプレイを選択できる。ディスプレイ画面は大きければ大きいほど消費する電力が多い。
1秒間に画面をどれくらい書き換えるかを示すリフレッシュレートも数値が大きいほどバッテリー電力を消費する。
また、スマホのディスプレイには液晶と有機ELとがあるが、有機ELの方が消費電力が少ないので覚えておきたい。
CPU性能
電池・バッテリー持ちがいいスマホ機種を選ぶポイント3つ目は、CPU性能だ。スマホの頭脳とも言えるCPUの性能は、バッテリーの電力消費に影響する。
特にAndroidの場合にはCPU性能が高いほど消費電力が増えるため、高性能CPUを搭載している端末はバッテリー持ちが良くない傾向がある。
一方iPhoneはCPUがソフトに最適化されているため、高性能なCPUを搭載した端末であってもバッテリーの持ちにはさほど影響がない。
Androidの端末を選ぶ際には、高性能すぎるCPUに注意が必要だ。
スマホの電池・バッテリー持ちは多角的に情報収集してから判断することが大切
スマホの電池・バッテリーの持ちはバッテリー容量だけの問題ではない。ディスプレイやCPUなどの性能、使い方、使用環境など、あらゆる事柄が影響している。
端末の選び方や、スマホの最適な設定方法など様々な面から見直し、長く安全に使用して欲しい。