格安SIMへの乗り換えで必要なものや準備すべきことは何?
格安SIMは料金が安く、プランも豊富なので、通信費用を節約したい人におすすめの回線サービスです。
格安SIMへ乗り換える際、「手順や必要なものを知りたい」「注意点や準備すべきポイントを確認したい」という人は多いと思います。
そこで、この記事では格安SIMへ乗り換える手順や必要なもの、申し込みの際注意点等を詳しく解説します。
- 格安SIMへ乗り換える手順
- 格安SIMへ乗り換える際に必要なもの・注意点
- 格安SIMに乗り換えるメリット・デメリット
- 乗り換えにおすすめの格安SIM6選
格安SIMへ乗り換える手順

格安SIMへ乗り換える手順は次の通りです。
- 現在契約しているスマホの契約更新月を確認
- MNP予約番号を取得する
- 乗り換え先の格安SIMへ申し込む
- SIMカードの設定をおこなう
- 動作確認をする
以下詳しく解説します。
乗り換え手順①現在契約しているスマホの契約更新月を確認
格安SIMへ乗り換える最初の手順は、現在契約しているスマホの契約更新月を確認することです。
格安SIMの契約期間が定められている場合、契約更新月以外に解約すると違約金が発生します。
原則として、契約更新月に解約すれば違約金を支払う必要はないので、自分の契約期間やプラン内容がどうなっているか確かめておきましょう。
乗り換え手順②MNP予約番号を取得する
格安SIMへ乗り換える次の手順として、MNP予約番号を取得しましょう。MNP予約番号とは、現在利用中の電話番号を引き続き利用したい場合に必要になるものです。
ただし、一部の事業者ではワンストップ方式と呼ばれる新方式を採用しており、乗り換え先の事業者と契約する際に自動的に電話番号が引き継げる仕様になっています。
その場合は、MNP予約番号を取得する必要はないので、乗り換え先の事業者がワンストップ方式を採用しているかあらかじめ確認しておきましょう。
乗り換え手順③乗り換え先の格安SIMへ申し込む
格安SIMへ乗り換える手順の3番目は、乗り換え先の格安SIMへ申し込むことです。本人確認資料や支払いに必要な情報を準備し契約しましょう。
格安SIMは店舗で申し込める事業者もありますが、ネットで契約する事業者がほとんどです。
また、オンライン限定のキャンペーンを行っている場合もあるので、タイミングを逃さず申し込みましょう。
乗り換え手順④SIMカードの設定をおこなう
格安SIMへ乗り換える次の手順として、SIMカードの設定をおこないましょう。SIMカードの設定は、現在利用しているスマホで、新しいSIMカードに同封されていた電話番号に電話をかけ、MNPの転入手続きをおこないます。
乗り換え先へ回線の切り替えが進行している間に、新しいSIMカードを新しいスマホに挿入しAPN設定をしましょう。
乗り換え手順⑤動作確認をする
格安SIMへ乗り換える最後の手順は、動作確認をすることです。
- 通話ができるか
- インターネットが繋がるか
- アプリが開けるか
以上の動作確認をおこなって、異常がなければ完了です。
乗り換え先におすすめの格安SIM6選

乗り換え先におすすめの格安SIMを6つご紹介します。
- LINEMO
- 楽天モバイル
- ahamo
- mineo
- UQモバイル
- Y!mobile
以下で詳しく解説します。
乗り換え先のおすすめ格安SIM①LINEMO

月額料金プラン | 【ベストプラン】 〜3GB:990円 〜10GB:2,090円 【ベストプランV】 〜30GB:2,970円 |
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通話料金 | 【ベストプラン】 22円/30秒 【ベストプランV】 5分以内の国内通話無料 |
割引サービス | ・LINEMOベストプラン対象!最大14,000円相当PayPayポイントプレゼント ・LINEMOベストプランV対象!最大20,000円相当PayPayポイントプレゼント ・LINEMOベストプラン紹介で最大12,000円相当PayPayポイントプレゼント ・過去に契約ある場合は他社からの乗り換えで最大4,000円相当PayPayポイントプレゼント ・7ヶ月目まで5分以内の国内通話定額オプションが無料 ・基本料初月0円特典 |
オプション | 通話定額5分/回:550円 国内通話無料:1,650円 |
通信回線 | ソフトバンク |
平均通信速度 | 下り:82.66Mbps 上り:16.72Mbps |
eSIM対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
店舗数 | 無し |
乗り換え先におすすめの格安SIM1つ目は、LINEMOです。LINEMOはソフトバンクのサブブランドで、格安SIMにもかかわらず高速通信が可能です。
3GBのプランが月額990円で利用でき、さらにPayPayポイントが貰えるキャンペーンもあります。
カウントフリーサービスもあり、LINEアプリの通信はデータ消費が0になります。LINEで通話やメッセージのやりとりをする人にもおすすめです。
乗り換え先のおすすめ格安SIM②楽天モバイル

月額料金プラン | 3GBまで:968円 3GB~20GB:2,068円 20GB~無制限:3,168円 |
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通話料金 | 30秒22円 (アプリ利用で無料で国内通話無制限に) |
割引サービス | ・新規・乗り換えで最大10,000ポイントプレゼント ・さらに楽天市場初めてのお買い物で使える10,000円分クーポン ・はじめての申し込みで7,000ポイント(要エントリー) ・はじめてのお申し込み&電話番号そのまま乗り換えの場合 →最大13,000ポイント還元でデータ3GBが実質1年無料 ・新生活応援キャンペーン(5/31まで) →19〜25歳限定、最大14,000ポイント還元でデータ3GBが実質1年無料 ・学生応援キャンペーン(5/31まで) →5〜18歳限定、最大14,000ポイント還元でデータ3GBが実質1年無料 |
オプション | ・標準アプリでの通話15分/回かけ放題 ・海外ローミングデータチャージ ・選べる電話番号サービス |
通信回線 | 楽天 |
平均通信速度 | 下り:77.26Mbps 上り:28.9Mbps |
eSIM対応 | ○ |
支払い方法 | ・クレジットカード ・口座振替 ・楽天ポイント |
店舗数 | 1173店舗 (2023年春時点) |
乗り換え先におすすめの格安SIMとして、楽天モバイルも挙げられます。楽天モバイルは月に利用できるデータ容量が無制限で月額3,278円というシンプルな料金プランですが、実際に使用したデータ容量が20GB以下なら月額2,178円、3GBまでなら月額1,078円と自動的に安くなります。
データ通信を大量に行う月もあればあまり使わない時もある場合でも、無駄なく利用できます。
また、プランの契約で楽天ポイントが貯まりやすくなるのも特徴です。楽天系列のサービスを多用する人にメリットが大きいと言えます。
乗り換え先のおすすめ格安SIM③ahamo

月額料金プラン | 30GB:2,970円 110GB:4,950円 |
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通話料金 | 国内通話5分/回無料(超過後 22円/30秒) かけ放題オプション:1,100円 |
割引サービス | 無し |
オプション | かけ放題オプション:1,100円 |
通信回線 | ドコモ |
平均通信速度 | 下り:80.72Mbps 上り:10.34Mbps |
eSIM対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
店舗数 | 店舗での手続きは不可 |
乗り換え先におすすめの格安SIM3つ目は、ahamoです。ahamoはドコモの新料金プランで、たっぷりデータが使えて月額料金が抑えられるのが魅力です。
基本プランに5分かけ放題が含まれているので、オプション料金なしで短時間の通話が無料で利用できます。
キャリアの契約でdポイントが貯まるのも特徴で、ドコモ系列のサービスを多用する人にもおすすめです。
乗り換え先のおすすめ格安SIM④mineo

月額料金プラン | マイピタ(データ量で選択) 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 マイそく(データ量無制限・速度で選択) 最大32kbps:250円 最大300kbps:660円 最大1.5Mbps:990円 最大3Mbps:2,200円 |
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通話料金 | 10分/回通話かけ放題:550円 通話かけ放題:1,210円 |
割引サービス | ・10分かけ放題:最大4ヶ月無料 ・時間無制限かけ放題:初月無料翌月から最大3ヶ月間660円 |
オプション | ・パケット放題plus ・夜間フリー |
通信回線 | ドコモ・au・ソフトバンク |
平均通信速度 | 下り:39.08Mbps 上り:10.18Mbps |
eSIM対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード |
店舗数 | 約200店舗 |
乗り換え先におすすめの格安SIMにはmineoもあります。mineoは月に利用できるデータ容量によって月額料金が変わるプランと、データ容量は無制限で通信速度によって月額料金が変わるプランを選択できます。
スマホの回線速度はあまり必要ないので月額料金を抑えたいという人にもおすすめです。また、マイネ王というコミュニティもあり、ユーザーやスタッフと交流しながらわからないことなどを相談できるので、格安SIMに関してに不安や疑問点がある人も安心して利用できます。
乗り換え先のおすすめ格安SIM⑤UQモバイル

月額料金プラン ※()内は自宅セット割・au PAYカード払いの場合の料金 |
【ミニミニプラン】 4GB:2,365(1,078円) 【トクトクプラン】 15GB:3,465円(1GBまで990円、15GBまで2,178円) 【コミコミプラン】 33GB+1回10分以内の国内通話無料:3,278円 |
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通話料金 | 【ミニミニプラン、トクトクプラン】 ・従量課金(22円/30秒):0円/月 ・通話パック60(国内通話は60分/月まで無料):660円/月 ・通話放題ライト(国内通話は10分/回まで無料):880円/月 ・通話放題(国内通話は24時間いつでもかけ放題):1,980円/月 【コミコミプラン】 ・10分定額(国内通話は10分/回まで無料):0円/月 ・通話放題(国内通話は24時間いつでもかけ放題):1,100円/月 |
割引サービス | ・SIMのみ乗り換えで最大20,000円相当au PAY残高還元(クーポン番号:3MP062) |
オプション | データ増量オプション |
通信回線 | au |
平均通信速度 | 下り:78.71Mbps 上り:13.0Mbps |
eSIM対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
店舗数 | 2700店舗以上 |
乗り換え先におすすめの格安SIM5つ目は、UQモバイルです。UQモバイルはauのサブブランドで、比較的通信速度が速く繋がりやすいのが特徴です。
10分間かけ放題と20GBのデータがセットになったコミコミプランがお得で、通話もインターネット通信もたくさんする人にメリットが大きいです。
また、auひかりやauでんきと一緒に使うと月額料金が割引になります。家族全員の月額料金が割引の対象なので家計の負担を抑えられます。店舗数も多くスマホの使い方に不安がある方も安心です。
乗り換え先のおすすめ格安SIM⑥Y!mobile

月額料金プラン | 4GB:2,365円 20GB:4,015円 30GB:5,115円 |
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通話料金 | だれとでも定額:880円 スーパーだれとでも定額:1,980円 |
割引サービス | ・データ増量6ヶ月無料 ・Softbank光・Softbank airと一緒に使うと1,188円割引 ・5歳以上18歳以下最大13ヵ月間1,100円割引 |
オプション | ・データ増量オプション ・アドバンスオプション |
通信回線 | ソフトバンク |
平均通信速度 | 下り:69.87Mbps 上り:13.84Mbps |
eSIM対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
店舗数 | 約4,000店舗 |
乗り換え先におすすめの格安SIMとして、Y!mobileも挙げられます。Y!mobileはソフトバンクのサブブランドで、ソフトバンク光やソフトバンクairとのセット割が適用されます。
通信速度も速く、契約店舗も多いので、ユーザーの色々なニーズに応えてくれる回線サービスです。
季節ごとに料金割引などのキャンペーンも取り扱っているので、お得に利用したい人にもおすすめです。
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【シーン別】格安SIMに乗り換える方法

格安SIMに乗り換える方法を、次の3つのシーン別にまとめました。
- 今のスマホとは別の回線に乗り換える場合
- 今のスマホと乗り換え先の回線が同じ場合
- 格安SIMとスマホの両方を新しく契約する場合
以下で詳しく解説します。
今のスマホとは別の回線に乗り換える場合
格安SIMに乗り換える方法として、まず今のスマホキャリアとは別の回線に乗り換える場合について解説します。
別の回線に乗り換える場合はSIMロックの解除が必要です。SIMロックとは、キャリアごとにかけられているもので、別の回線で利用できない様に設定されている状態を指します。
例えばドコモからau回線の格安SIMに乗り替え、現在利用しているスマホ端末を引き続き利用する場合には、ロックを解除しなければなりません。
SIMロック解除は、端末から現在利用中の事業者に依頼できるので、契約前に必ず手続きしましょう。
今のスマホと乗り換え先の回線が同じ場合
格安SIMに乗り換える方法は、今のスマホと乗り換え先の回線が同じ場合は簡単です。SIMカードのみを購入し、現在利用中のスマホに入れ替えることで利用できるようになります。
格安SIMによっては対応していないスマホ端末があるので、現在利用しているスマホが乗り換え先でも使えるか契約前に確認しておきましょう。
格安SIMとスマホの両方を新しく契約する場合
格安SIMに乗り換える方法として、格安SIMとスマホの両方を新しく契約する場合を解説します。
格安SIMとスマホの両方を新しくする時は、現在利用している事業者を解約して新しい事業者で契約しスマホを購入します。
SIMカードは既に挿入されている場合が多いので、通話やデータ通信の設定をすればすぐに利用できます。
格安SIMへの乗り換え手順で必要なもの

格安SIMへの乗り換え手順で必要なものは次の6つです。
- スマホ
- SIMカード
- SIMピン
- MNP予約番号
- 本人確認書類
- クレジットカードや口座番号
以下で詳しく解説します。
スマホ
格安SIMへの乗り換え手順で必要なものの1つ目は、スマホです。現在利用中のものを引き続き使う場合は、乗り換え先のキャリアに対応するか、スマホにSIMロックがかかっていないかを確認しましょう。
スマホを新しくする場合は、格安SIMを契約する際に同時に購入することも可能です。また、家電販売店や中古スマホ店などでSIMフリーの端末を用意するのもおすすめです。
SIMカード
格安SIMへの乗り換え手順で必要なものとして、SIMカードも挙げられます。乗り換え先の格安SIMに契約すると送られてくるので、設定時に準備しておきましょう。
SIMピン
格安SIMへの乗り換え手順で必要なものの3つ目は、SIMピンです。SIMピンはSIMカードを入れ替える際に必要になります。
スマホを購入した時に付属している事が多いですが、もしない場合はクリップの先などでも代用できます。
MNP予約番号
格安SIMへの乗り換え手順で必要なものには、MNP予約番号もあります。MNP予約番号とは現在使用している電話番号を引き続き利用したい場合に必須です。
現在利用している事業者に連絡すると取得できるので、あらかじめ準備しておきましょう。
なお、MNP予約番号は15日間の使用期限があるので、取得後は速やかに乗り換え手続きをしてください。
本人確認書類
格安SIMへの乗り換え手順で必要なものの5つ目は、本人確認書類です。格安SIM契約時には運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を提示します。
対象が子供の場合でも保険証などの確認資料が必要になるので、あらかじめ準備しましょう。
クレジットカードや口座番号
格安SIMへの乗り換え手順で必要なものには、クレジットカードや口座番号もあります。
支払いに利用するクレジットカードや口座番号などの情報をあらかじめ準備しておきましょう。
格安SIMに乗り換える際の注意点

格安SIMに乗り換える際の注意点は以下の7つです。
- 注意点①SIMカードが対応していない機種がある
- 注意点②SIMカードのサイズを確認しておく
- 注意点③SIMカードの取り扱いには十分注意する
- 注意点④キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)のメールアドレスの引き継ぎは有料
- 注意点⑤機種の支払い残高を確認しておく
- 注意点⑥携帯を使用できない期間が発生するケースがある
- 注意点⑦違約金が発生する場合がある
1つずつ詳しく解説します。
注意点①SIMカードが対応していない機種がある
格安SIMに乗り換える際の注意点1つ目は、SIMカードが対応していない機種があることです。
各キャリアのSIMカードは全ての機種で利用できるわけではありません。現在利用しているスマホをそのまま利用したい場合や、他店で購入した端末を利用したい場合には、その機種が希望の格安SIMに対応しているかどうか、公式ホームページで確認しましょう。
注意点②SIMカードのサイズを確認しておく
格安SIMに乗り換える際の注意点として、SIMカードのサイズを確認しておくことも挙げられます。
SIMカードにはサイズが3種類あり、スマホの機種によって対応するサイズが異なります。
注意点③SIMカードの取り扱いには十分注意する
格安SIMに乗り換える際の注意点3つ目は、SIMカードの取り扱いには十分注意することです。
SIMカードは小さく繊細な機器なので、割ってしまったり、無くしたりしないように注意しましょう。
注意点④キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)のメールアドレスの引き継ぎは有料
格安SIMに乗り換える際の注意点として、キャリアのメールアドレスの引き継ぎは有料であることも挙げられます。
前提として、大手回線(au・ドコモ・ソフトバンク)では、独自のドメインのキャリアメールアドレスが利用できますが、格安SIMに乗り換えると基本的には利用できなくなります。
乗り換え後もキャリアのメールアドレスを使いたい場合は、各回線が取り扱う「メール持ち運びサービス(有料)」に別途加入する必要があるので注意しましょう。
注意点⑤機種の支払い残高を確認しておく
格安SIMに乗り換える際の注意点5つ目は、機種の支払い残高を確認しておくことです。事業者によっては、解約違約金が必要な場合や、機種を購入した時の分割代金が残っている場合があります。
乗り換え後もそのまま分割で支払えることが多いですが、残債を一括で請求される場合もあるので、支払い額に無理がないか確認しましょう。
注意点⑥携帯を使用できない期間が発生するケースがある
格安SIMに乗り換える際の注意点として、携帯を使用できない期間が発生するケースがあることも挙げられます。
回線の切り替えを行っている最中は通話やインターネットなど携帯を利用することができません。
乗り換え先の回線への切り替えは、通常数時間で終了しますが、連絡や通信の必要がない時に実施しましょう。
注意点⑦違約金が発生する場合がある
格安SIMに乗り換える際の注意点7つ目は、違約金が発生する場合があることです。契約に縛りがある場合、期間内に解約すると違約金が発生する事業者もあります。
自分のスマホの契約がどうなっているか、乗り換える前に確認しておきましょう。
格安SIMに乗り換えるメリット

格安SIMに乗り換えるメリットは次の3つです。
- 月額料金が安くなる
- 自分に合うデータ使用量が選べる
- 契約期間の定めがない縛りなしプランがある
以下で詳しく解説します。
メリット①月額料金が安くなる
格安SIMに乗り換えるメリット1つ目は、月額料金が安くなることです。格安SIMは大手キャリアの回線を借りて運営することで月額料金を安く提供しており、これが最大のメリットです。
契約するプランによりますが大手キャリアと比べ月3,000円〜4,000円ほど抑えられる場合もあるので、自分の現在の料金と比較してみましょう。
メリット②自分に合うデータ使用量が選べる
格安SIMに乗り換えるメリットとして、自分に合うデータ使用量が選べることも挙げられます。
格安SIMは各社様々なプランを設定しており、データ容量によって細かく料金が設定されている事業者も多くあります。
そのため自分が利用するデータ容量に合わせてぴったりのプランを選ぶことができ、無駄なく使用できます。
メリット③契約期間の定めがない縛りなしプランがある
格安SIMに乗り換えるメリット3つ目は、契約期間の定めがない縛りなしプランがあることです。
契約に縛りがある場合、期間中に解約すると違約金が発生し支払わなくてはなりません。格安SIMでは、縛りのないプラン取り扱う事業者が多いので、解約違約金の心配なく契約できます。
格安SIMに乗り換えるデメリット

格安SIMに乗り換えるデメリットは次の3つです。
- 最新のスマホが購入できない場合がある
- キャリアのメールアドレスが使用できない
- 通信速度が安定しない
以下で詳しく解説します。
デメリット①最新のスマホが購入できない場合がある
格安SIMに乗り換えるデメリット1つ目は、最新のスマホが購入できない場合があることです。
格安SIMでスマホを購入する場合、購入できる機種が限られているので注意しましょう。格安SIMでは型落ち品を安く購入できるケースもありますが、最新機種は扱っていない場合が多いです。
デメリット②キャリアのメールアドレスが使用できない
格安SIMに乗り換えるデメリットとして、キャリアのメールアドレスが使用できないことも挙げられます。
大手キャリアのメールアドレスを利用している場合、格安SIMに乗り換えると基本的には利用できなくなるので注意が必要です。
デメリット③通信速度が安定しない
格安SIMに乗り換えるデメリット3つ目は、通信速度が安定しないことです。格安SIMは大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しており、混雑時や人が多い場所などでは通信が安定しない場合があります。
特に人気の回線はユーザーが集中しやすいので、速度の遅延や通信のラグに注意が必要です。
乗り換え先の格安SIMを選ぶポイント

乗り換え先の格安SIMを選ぶポイントは次の6つです。
- SIMカードのサイズ
- SIMの種類(データ通信・音声通話)
- 通信回線・速度
- データ使用量・プラン・料金
- キャンペーンの実施状況
- 端末のラインナップ
以下で詳しく解説します。
SIMカードのサイズ
乗り換え先の格安SIMを選ぶポイントの1つ目は、SIMカードのサイズです。SIMカードにはサイズが3種類(nano SIM・micro SIM・標準SIM)あり、機種によって対応するサイズが違います。
自分が使いたいスマホに対応するSIMカードのサイズがあるかどうか、あらかじめ確認しましょう。
SIMの種類(データ通信・音声通話)
乗り換え先の格安SIMを選ぶポイントとして、SIMの種類(データ通信・音声通話)も挙げられます。
格安SIMは、SIMの種類を選べるところが多くあります。SIMには以下の3種類がありますので、希望のものがある格安SIMを選ぶと良いでしょう。
- 大手キャリアと同じ様にインターネットも通話も使える音声通話SIM
- ネットのみ使えるデータ通信SIM
- データ通信SIMにSMSが付いたSMS機能付きデータ通信SIM
2台目のスマホとして使うケースや、タブレットで利用するケースなど、通話は必要ない場合にはデータ通信SIMを選択すると料金を抑えられます。
通信回線・速度
乗り換え先の格安SIMを選ぶポイントの3つ目は、通信回線・速度です。格安SIMは大手キャリアの回線を借りて運営しているため、通信速度が安定しない事業者もあります。
通信速度にこだわる場合は、大手キャリアのサブブランドなど、高速通信が可能な格安SIMを選びましょう。
データ使用量・プラン・料金
乗り換え先の格安SIMを選ぶポイントとして、データ使用量・プラン・料金も重要です。
格安SIMは月に使えるデータ容量によってプランが豊富に設定されています。自分の使用するデータ容量に合わせて最適なプランを選択しましょう。
キャンペーンの実施状況
乗り換え先の格安SIMを選ぶポイント5つ目は、キャンペーンの実施状況です。格安SIMは時期によってキャンペーンを行っている場合があります。
月額料金やオプション料金が割引きになるなどお得なキャンペーンが実施されていることがあるので、契約する前に必ず公式サイトをチェックしましょう。
端末のラインナップ
乗り換え先の格安SIMを選ぶポイントとして、端末のラインナップも挙げられます。格安SIMでは取り扱っている機種が限られます。
最新機種などは取り扱っていない場合がほとんどなので、スマホを新しくしたいと思っている時は希望の機種があるかどうか、必ず公式ホームページで確認しておきましょう。
格安SIMの乗り換え手順についてよくある質問

格安SIMの乗り換え手順についてよくある質問をまとめました。
格安SIMに乗り換える前に準備することは?
格安SIMへの乗り換える前の準備では、現在利用中のスマホについて以下の3点を確認しましょう。
- 契約期間が設定されているか
- SIMロックがかかっているか
- 自分の使っているデータ容量はどれくらいか
契約期間がある場合には更新月がいつかも確認し、違約金なしに解約できる期間を把握しておきましょう。
SIMロックがかかっている場合、回線が異なる格安SIMに乗り換える際には解除が必要になりますので事業者に連絡して手続きしておくのがおすすめです。
また、自分のデータ容量が分かれば無駄なく使えるプランを選択できるので、あらかじめ確認しましょう。
今あるスマホのまま格安SIMに乗り換えることは可能?
今あるスマホのまま格安SIMに乗り換えることは可能です。ただし、SIMロックがかかっていて、回線が違う格安SIMに乗り換える場合にはSIMロックを解除する必要があります。
また、スマホによっては格安SIMで対応していない機種の場合もあるので、あらかじめ乗り換え先の公式ホームページで確認しましょう。
格安SIMへの乗り換えと同時にスマホも機種変更できる?
格安SIMへの乗り換えと同時にスマホも機種変更できます。ただし、格安SIMのスマホの品揃えは大手キャリアとは異なり、最新機種などは取り扱っていない場合があります。
また、希望の機種でも売り切れるケースもあるので、公式サイトで在庫確認をしてから手続きするのがおすすめです。
当サイト「わかる格安SIM」が総力を挙げて全27社の格安SIMを徹底比較し、おすすめを紹介しています。
あなたが選ぶべき格安SIMはどれなのかが分かりますので、迷った時の参考にしてみてください。