どこのキャリアとつながるか知りたい・・・
楽天モバイルに興味を持っている人の中で、楽天回線がどこの回線とつながるか具体的によく分からないという人も多いと思います。
この記事では、楽天モバイルの回線がどこなのかについて詳しく解説していきます。
- 楽天モバイルの回線はどこ?
- 楽天モバイルの回線エリアを確認する方法
- 楽天モバイルの回線エリア内なのにパートナー回線になる理由
- パートナー回線から楽天モバイル回線に切り替える方法
- 楽天モバイル以外で回線が安定している格安SIM3選
楽天モバイルについてさらに詳しく知りたい場合は次の記事を参考にしてみてください。
→楽天モバイルの評判は?口コミからわかるメリットとデメリットを紹介
楽天モバイルはどこの回線?
楽天モバイルでつながる回線はどこのエリアにいるかによって変わります。なぜなら、楽天モバイルの回線は、自社回線とパートナー回線の2種類あるからです。
楽天回線について詳しく解説します。
楽天モバイルのパートナー回線はドコモとauの2種類
楽天モバイルの回線が圏外の際は、パートナー回線が使われます。楽天モバイルは、ドコモとauの基地局の電波をパートナー回線として利用しています。
パートナー回線とは・・・
楽天モバイル回線のエリア外にいるときに、他の通信会社の基地局の電波を使って通信する回線のこと。
2019年10月より自社回線を順次拡大中
楽天モバイルの回線は、2019年10月より自社回線を拡大させています。現在は、楽天モバイル回線とドコモとauの回線を借りて通信するパートナー回線で2つのエリアに分かれています。
2026年3月末には、原則、パートナー回線がなくなる予定です。つまり、楽天モバイル回線の拡大により、全て自社回線での運用になります。
楽天モバイルの回線エリアを確認する方法
楽天モバイルの回線エリアを確認する方法は以下の3つです。
- 住所から調べる
- 基地局の位置から調べる
- 現在地から調べる
詳しく解説します。
手順①住所から調べる
楽天モバイルの回線エリアを確認する方法の最初の手順は、住所から調べることです。
楽天モバイルの回線エリアを以下の手順で住所から調べることができます。
- 「楽天モバイルのエリア検索ページ」にアクセス
- 検索欄に住所もしくは、建物名を入力し検索
- 表示された地図上でエリアを確認
「楽天モバイルのエリア検索ページ」では、以下の3つのエリアが色分けで表示されます。
- データ高速無制限エリア
- 楽天回線 5G ミリ波エリア
- 楽天回線 5G Sub6エリア
5G ミリ波、5G sub6とは・・・
「sub6」は周波数が6GHz未満の5G回線、「ミリ波」は28GHz帯の5G回線のこと。
周波数が高くなるほど高速化しやすいが、電波が届きにくくなる。
手順②基地局の位置から調べる
楽天モバイルの回線エリアを確認する方法の次の手順は、基地局の位置から調べることになります。
基地局の位置は「cell mapper」というサイトで確認が可能です。以下の手順で設定を行ってください。
- サイト左上の「Menu」を開く
- 「Provider」を選択
- 「Provider」を「Rakuten-Japan-44011」、「Network」を「4G-LTE」、「Band」を「All」に設定
- 「Menu」に戻り、「Search」を選択し、調べたい地域を検索する
以下の2つの特徴がある位置は楽天モバイル回線がつながるエリアになります。
- 2~3km以内に基地局がある
- 緑で表示されている
手順③現在地から調べる
楽天モバイルの回線エリアを確認する方法の最後の手順は、現在地から調べることです。現在地から調べる方法をiPhoneとAndroidそれぞれで紹介します。
楽天モバイルの回線エリアをiPhoneで確認する手順は以下のとおりです。
- 「設定」アプリを開く
- 「モバイル通信」を選択
- 「ネットワーク選択」を選ぶ
- 「自動」をOFFに切り替える
表示される回線の中に「Rakuten」か「440 11」が表示されれば、現在地は楽天回線が利用できることになります。
楽天モバイルの回線エリアをAndroidで確認する手順は以下のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「接続」を選択
- 「モバイルネットワーク」を選ぶ
- 「ローミング設定」をタップする
- 「通信事業者」を選ぶ
- 「自動選択」をOFFに切り替える
ネットワークの一覧の中に「Rakuten」があれば、楽天回線が利用できるエリアにいることが分かります。
楽天モバイルの回線エリア内なのにパートナー回線になる理由
楽天モバイルの回線エリア内なのにパートナー回線になる理由として以下の2つがあります。
- 屋内や地下から接続しているから
- 一部だけ電波が届いていない可能性があるから
詳しく解説します。
理由①屋内や地下から接続しているから
楽天モバイルの回線エリア内なのにパートナー回線になる理由として、屋内や地下から接続している点が挙げられます。
楽天モバイルが対応している電波は屋内や地下に届きにくくなっています。
周波数の違いによるものなので、以下にまとめました。
通信回線 | 電波の種類 | 特徴 |
---|---|---|
楽天モバイル回線 | ローバンド(1.7GHz) | 電波がビルなどで遮断される |
パートナー回線 | プラチナバンド(800MHz) | 電波が屋内まで浸透しやすい |
楽天モバイル回線のローバンドは、屋内や地下などの障害物が多い場所では電波が遮断され繋がりにくくなります。一方で、パートナー回線のプラチナバンドは屋内や地下でも繋がりやすいです。
そのため、楽天回線のエリアにいたとしても、屋内や地下ではパートナー回線に切り替わってしまうことがあります。
理由②一部だけ電波が届いていない可能性があるから
楽天モバイルの回線エリア内なのにパートナー回線になる理由として、一部だけ電波が届いていない可能性が考えられます。
楽天モバイルが発表している対応エリアは、あくまで目安です。楽天モバイルの回線が対応するエリアにいたとしても一部だけ電波が届いていない可能性があるので注意が必要です。
パートナー回線から楽天モバイル回線に切り替える方法
パートナー回線から楽天モバイル回線に切り替える方法として以下の5つが挙げられます。
- 楽天回線だけがつながるエリアに移動する
- Wi-Fiや機内モードのオンオフを切り替える
- データ通信をオフにしてしばらく待ってからオンにする
- パートナー回線を使わない設定にする
- 端末を再起動する
順に解説します。
楽天回線だけがつながるエリアに移動する
パートナー回線から楽天モバイル回線に切り替える方法で最初に紹介するのは、楽天回線だけがつながるエリアに移動することです。
パートナー回線は、楽天モバイル回線がつながらない時に、通信するためのものです。
逆に言えば、楽天回線だけがつながるエリアでは、パートナー回線につながりにくくなります。
Wi-Fiや機内モードのオンオフを切り替える
パートナー回線から楽天モバイル回線に切り替える方法として次に挙げられるのが、Wi-Fiや機内モードのオンオフを切り替えることです。
Wi-Fiや機内モードのオンオフを切り替えることで、パートナー回線を一度切断することができます。
そのため、パートナー回線を切断することで、楽天モバイル回線につながりやすくする方法です。
データ通信をオフにしてしばらく待ってからオンにする
パートナー回線から楽天モバイル回線に切り替える方法として、データ通信をオフにしてしばらく待ってからオンにすることを試してみてください。
前述したWi-Fiや機内モードのオンオフを切り替えるという方法と考え方が似ていますが、データ通信をオフにして、一度リセットすることで楽天モバイル回線をつながりやすくします。
パートナー回線を使わない設定にする
パートナー回線から楽天モバイル回線に切り替えるために、パートナー回線を使わない設定にすることも一つの手段です。
パートナー回線を使わない設定にする方法を2つ紹介します。
一つ目の方法は以下の手順です。
- 「My 楽天モバイル」のアプリを開く
- ホーム画面の「高速データ容量」の下部にある「データ高速モード」をタップしてOFFに切り替える
二つ目の方法では、iPhoneとAndroidそれぞれの手順を解説します。
設定する機種 | パートナー回線を使わない設定にする手順 |
---|---|
iPhone |
|
Android |
|
パートナー回線にはつながらず、楽天モバイル回線にのみつながる設定になるので、楽天モバイル回線の圏外に出る時は、通信ができなくなることに注意しましょう。
端末を再起動する
パートナー回線から楽天モバイル回線に切り替える方法として、最後に紹介するのは、端末を再起動することです。
本体を再起動させることで、利用できるネットワークを探す状態になり、楽天モバイル回線を受信する可能性があります。
楽天モバイル以外で回線が安定している格安SIM3選
楽天モバイル以外で回線が安定している格安SIM3選を紹介します。
- ahamo
- LINEMO
- povo
順に解説します。
ahamo

月額料金プラン | 30GB:2,970円 110GB:4,950円 |
---|---|
通話料金 | 国内通話5分/回無料(超過後 22円/30秒) かけ放題オプション:1,100円 |
割引サービス | 無し |
オプション | かけ放題オプション:1,100円 |
通信回線 | ドコモ |
平均通信速度 | 下り:80.72Mbps 上り:10.34Mbps |
eSIM対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
店舗数 | 店舗での手続きは不可 |
楽天モバイル以外で回線が安定している格安SIMで最初に紹介するのはahamoです。
ahamoはドコモと同じ回線を利用しているので、安定した快適な通信環境が特徴になります。
月のデータ量20GBに国内通話5分/回かけ放題がついて、2,970円でスマホが利用できるので、ネットも電話もしっかり使いたいけど、スマホ代を安くしたい人におすすめです。
LINEMO

月額料金プラン | 【ベストプラン】 〜3GB:990円 〜10GB:2,090円 【ベストプランV】 〜30GB:2,970円 |
---|---|
通話料金 | 【ベストプラン】 22円/30秒 【ベストプランV】 5分以内の国内通話無料 |
割引サービス | ・LINEMOベストプラン対象!最大14,000円相当PayPayポイントプレゼント ・LINEMOベストプランV対象!最大20,000円相当PayPayポイントプレゼント ・LINEMOベストプラン紹介で最大12,000円相当PayPayポイントプレゼント ・過去に契約ある場合は他社からの乗り換えで最大4,000円相当PayPayポイントプレゼント ・7ヶ月目まで5分以内の国内通話定額オプションが無料 ・基本料初月0円特典 |
オプション | 通話定額5分/回:550円 国内通話無料:1,650円 |
通信回線 | ソフトバンク |
平均通信速度 | 下り:82.66Mbps 上り:16.72Mbps |
eSIM対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
店舗数 | 無し |
楽天モバイル以外で回線が安定している格安SIMで次に紹介するのはLINEMOになります。
LINEMOの通信回線はソフトバンクと同じです。データ量3GBで990円という価格のため、ネットをあまり使わずに、大手キャリアと同じ通信環境でスマホ代を安く抑えたい人におすすめです。
新規、乗り換えでpaypayポイントをプレゼントするキャンペーンをやっているので、お得に乗り換えできます。
povo

料金プラン | 基本料金:0円 データ追加トッピング 1GB(7日間):390円/回 3GB(30日間):990円/回 20GB(30日間):2,700円/回 60GB(30日間):6,490円/回 |
---|---|
通話料金 | 5分通話かけ放題:550円/月 通話かけ放題:1,650円/月 |
割引サービス | ・指定の店舗でauPAYを利用または買い物で最大3GBのデータプレゼント |
オプション | ・DAZN使い放題パック(7日間):925円/回 ・smash使い放題パック(24時間):220円/回 |
通信回線 | au |
平均通信速度 | 下り:85.1Mbps 上り:14.9Mbps |
eSIM対応 | 〇 |
支払い方法 | クレジットカード |
店舗数 | オンラインのみ |
楽天モバイル以外で回線が安定している格安SIMで最後に紹介するのはpovoです。
povoはauと同じ回線を利用しているので、大手キャリアと同じ安定した通信環境が特徴です。
povoは基本料金が0円で、自分が使う分のデータ量を購入してトッピングするプランになります。
トッピングでデータ量を無駄なく使いたい人、基本料金が0円のため、デュアルSIMでの2回線利用を検討している人におすすめです。
デュアルSIMとは・・・
1つの端末で2つのSIMを利用すること。仕事用やプライベート用で携帯番号を分けることができる。
楽天モバイルについてさらに詳しく知りたい場合は次の記事を参考にしてみてください。
→楽天モバイルの評判は?口コミからわかるメリットとデメリットを紹介