デメリット・メリットも教えて!
povoに乗り換える前に注意した方が良い点を知りたい人も多いと思います。この記事ではpovoの注意点のまとめやデメリット、メリットについて詳しく解説します。
- povoの注意点
- povoのデメリット・メリット
- デメリットやメリットから分かるpovoがおすすめの人
- デメリットやメリットから分かるpovoをおすすめできない人
- povoのデメリットが気になる人におすすめの他社格安SIM3選
povoについてさらに詳しく知りたい場合は次の記事を参考にしてみてください。
→povo(ポヴォ)2.0の評判・口コミ!電波悪い等の噂やデメリットを徹底解説
※当サイトイチオシ LINEMO ![]() |
特徴 | ・3GB月額990円の格安プランあり ・PayPayポイントが貰える ・5GやeSIMに対応 ・通信速度も速い |
---|---|---|
おすすめの人 | ・月間データ容量は少なくてよい人 ・PayPayを利用している人 ・通信速度も重視したい人 |
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ahamo![]() |
特徴 | ・大容量のデータ通信が格安で利用可能 ・オプション料金なしで5分間/回の通話無料 ・通信速度も速く安定している |
おすすめの人 | ・データ容量をたっぷり使いたい人 ・大手キャリアを利用中で料金を見直したい人 ・海外旅行の機会が多い人 |
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楽天モバイル![]() |
特徴 | ・5G対応で、大手3回線に匹敵する速さ ・下り通信速度が80~100Mbps ・無制限プランで大容量データ通信も可能 ・楽天ポイントの倍率アップや割引など特典も豊富 |
おすすめの人 | ・日頃から楽天のサービスを利用している人 ・データ容量を無駄にしたくない人 ・通信速度を重視している人 |
- povoの注意点・デメリット
- 注意点①速度制限下の速度が遅すぎる
- 注意点②ドコモに比べて5G通信エリアが狭い
- 注意点③トッピングしたデータ容量には有効期限がある
- 注意点④トッピング分の有効期限は30日間のため1ヶ月ではない
- 注意点⑤180日間以上トッピングしない場合は利用停止になる
- 注意点⑥端末販売がないためセット購入ができない
- 注意点⑦au割引サービスの対象外
- 注意点⑧13歳未満は契約できない
- 注意点⑨法人名義での契約ができない
- 注意点⑩家族のauスマホ代が高くなる可能性がある
- 注意点⑪サポートはオンラインのみ
- 注意点⑫LINEの年齢認証に対応していない
- 注意点⑬povo2.0とpovo1.0でアプリが異なる
- 注意点⑭トッピングするのが面倒
- 注意点⑮サービス内容を把握するまでに時間がかかる
- 注意点⑯公式サイトが見づらい・やや重い
- 注意点⑰キャリアメールを使い続ける場合は有料
- 注意点⑱au以外で購入した端末はSIMロック解除が必要な場合がある
- デメリットばかりではない!povoのメリット9選
- デメリットやメリットから分かるpovoがおすすめの人
- デメリットやメリットから分かるpovoをおすすめできない人
- povoのデメリットが気になる人におすすめの他社格安SIM3選
- povoの注意点に関するよくある質問
- povoの注意点・デメリットまとめ
povoの注意点・デメリット
povoの注意点・デメリットは以下のとおりです。
- 速度制限下の速度が遅すぎる
- ドコモに比べて5G通信エリアが狭い
- トッピングしたデータ容量には有効期限がある
- トッピング分の有効期限は30日間のため1ヶ月ではない
- 180日間以上トッピングしない場合は利用停止になる
- 端末販売がないためセット購入ができない
- au割引サービスの対象外
- 13歳未満は契約できない
- 法人名義での契約ができない
- 家族のauスマホ代が高くなる可能性がある
- サポートはオンラインのみ
- LINEの年齢認証に対応していない
- povo2.0とpovo1.0でアプリが異なる
- トッピングするのが面倒
- サービス内容を把握するまでに時間がかかる
- 公式サイトが見づらい・やや重い
- キャリアメールを使い続ける場合は有料
- au以外で購入した端末はSIMロック解除が必要な場合がある
1つずつ見ていきましょう。
注意点①速度制限下の速度が遅すぎる
povoの注意点・デメリットは速度制限下の速度が遅すぎる点です。povoは以下の条件で最大128Kbpsの速度制限がかかります。
- データ容量0GBのまま追加のトッピングを購入しないで使用している時
- 購入したトッピングのデータ容量を使い切った時
データ容量を使い切っても1Mbpsで使用可能なahamoやLINEMOと比べると速度が遅すぎます。
128Kbpsと1Mbpsでできることを比較しました。
速度 | 128Kbps(povo) | 1Mbps(ahamo/LINEMOなど) |
---|---|---|
LINE/チャット(テキストのやり取りのみ) | 〇 | 〇 |
▲ | 〇 | |
InstagramのストーリーやTikTokなど短い動画 | × | 〇 |
長時間の動画視聴(YouTube/Netflixなど) | × | 〇 |
アプリで音楽を聞く | ▲ | 〇 |
インターネットで検索 | ▲ | 〇 |
1Mbpsはインターネット検索から動画視聴までほとんどのことが可能ですが、128Kbpsは画像や動画の閲覧はほぼ不可能です。
注意点②ドコモに比べて5G通信エリアが狭い
povoの注意点・デメリットの2つ目は、ドコモに比べて5G通信エリアが狭い点です。auとドコモの5G対応エリアをマップで確認してみました。
関東地域を比較すると、ドコモは都心部を中心に栃木や群馬まで5Gエリアが広がっています。
一方のauは東京近郊の狭い範囲にしか5Gエリアが広がっていません。しかし、2023年の5G対応の基地局の数を比べると、ドコモは30,899、auが51,968とauの方が多いです。
auは5G対応の基地局を全国的に増設しているため、今後はより広い範囲で5Gが利用できるようになるでしょう。
注意点③トッピングしたデータ容量には有効期限がある
povoの注意点・デメリットは、トッピングしたデータ容量には有効期限がある点も挙げられます。
povoのトッピングの有効期限は以下のとおりです。
データ容量/料金 | 有効期限 |
---|---|
1GB/390円 | 7日間 |
3GB/990円 | 30日間 |
1GB/1,260円 | 180日間 |
20GB/2,700円 | 30日間 |
60GB/6,490円 | 90日間 |
300GB/9,834円 | 90日間 |
データ使い放題/330円 | 24時間 |
データ使い放題12回分/9,834円 | 7日間 |
150GB/12,980円 | 180日間 |
120GB/21,600円 | 365日間 |
300GB/24,800円 | 365日間 |
360GB/26,400円 | 365日間 |
データは余っても繰り越せないので、有効期限内に使い切らないとデータが無駄になってしまいます。
しかし有効期限を把握してデータを期限内に使い切れば3GB/990円、20GB/2,700円とお得な料金で利用可能です。
注意点④トッピング分の有効期限は30日間のため1ヶ月ではない
povoの注意点・デメリットの4つ目は、トッピング分の有効期限は30日間のため1ヶ月ではない点です。
1ヶ月分のデータ通信に使い勝手が良い3GB/990円、20GB/2,700円は、有効期限が30日間に設定されています。
そのため、31日までの月は月末に使うデータが足りなくなり、データを追加しなくてはなりません。
1ヶ月間3GB/990円で利用できるLINEMOと比較するとpovoの料金は割高です。
注意点⑤180日間以上トッピングしない場合は利用停止になる
povoの注意点・デメリットは、180日間以上トッピングしない場合は利用停止になる点もあります。
povoはトッピングを追加しなくてもデータ通信(最大速度128kbps)と通話が利用可能です。
しかし180日間以上利用する場合は以下の条件があります。
- 追加のトッピングを購入する
- 通話/SMSで合計660円以上利用する
利用停止を防ぐためには、最低でも半年に1回はトッピングを追加する必要がある点に注意してください。
注意点⑥端末販売がないためセット購入ができない
povoの注意点・デメリット6つ目は、端末販売がないためセット購入ができない点です。
povoで乗り換えと同時に端末を買い換えたい場合は、キャリアの公式ショップや家電量販店で購入する必要があります。
また端末の割引キャンペーンも実施していないため、お得な価格でスマホを購入できません。
注意点⑦au割引サービスの対象外
povoの注意点・デメリットは、au割引サービスの対象外である点も挙げられます。povoは家族割プラス、auスマートバリューなどの割引は適用されません。
家族割でauを使っている場合は、1人がpovoに乗り換えると割引額が下がってしまう点に注意が必要です。
povoは元々の料金がauと比べて大幅に安いので、割引が適用されなくてもお得に利用できます。
注意点⑧13歳未満は契約できない
povoの注意点・デメリット8つ目は、13歳未満は契約できない点です。povoの契約は13歳以上(データ専用は18歳以上)からとなっています。
13歳以上でも未成年の場合は、以下が揃った場合のみ契約可能です。
- 親権者の同意(契約時の立ち合い)
- 本人確認書類(マイナンバーカード)
なお、携帯電話を本人名義で契約できる年齢は、全キャリア12歳以上からになります。契約者が18歳未満の場合は、親権者の同意が必要です。
注意点⑨法人名義での契約ができない
povoの注意点・デメリットは、法人名義での契約ができない点もあります。povoは「13歳以上の個人」のみ契約が可能です。
以下の格安SIMは法人契約も受け付けています。
※表は左右にスクロールできます
キャリア | UQモバイル | 楽天モバイル | Y!mobile | mineo |
---|---|---|---|---|
月額料金 | コミコミプラン(20GB+10分かけ放題) 3,278円 トクトクプラン(1GB未満~15GB) 2,277円~3,465円 ミニミニプラン (4GB) 2,365円 |
3GB:2,178円 5GB:2,618円 30GB:3,058円 |
シンプルS(4GB)2,150円 シンプルM(20GB)3,650円 シンプルL(30GB)4,650円 |
3GB:1,510円~ 6GB:2,190円~ 10GB:3,130円~ 20GB:4,590円~ 30GB:6,510円~ |
回線 | au | 楽天 | ソフトバンク | ・au ・ドコモ ・ソフトバンク |
法人特典 | トクトクプラン、ミニミニプランに加入で通話放題の月額料金最大12カ月間187円割引 | 2〜30回線申し込みでクーポンコードを入力すると事務手数料3,300円が無料 | 同一請求内2回線上の契約で月額料金が最大870円割引 | 1企業管理IDで2回線以上契約で各回線の月額料金50円割引 |
法人プランを利用したい場合は、法人特典があるUQモバイルや楽天モバイルなどがおすすめです。
注意点⑩家族のauスマホ代が高くなる可能性がある
povoの注意点・デメリットの10個目は、家族のauスマホ代が高くなる可能性がある点です。
povoはauの「家族割プラス」「auスマートバリュー」の適用対象外で、人数としてカウントもされません。
家族割プラスは、auユーザーの人数に応じて月額料金の割引を受けられるサービスです。2人以上で550円、3人以上で1,100円が割引されます。
家族割プラスを3人で利用していた場合は、1人がpovoに乗り換えると割引額が550円下がり、2人で利用していた場合は割引適用外になります。
注意点⑪サポートはオンラインのみ
povoの注意点・デメリットは、サポートはオンラインでしか受け付けていない点も挙げられます。
povoのサポート対応は有人チャット(9:00 ~ 21:00)と自動応答チャットです。店舗や電話でのサポートは受け付けていません。
オンラインサポートに不安がある人は、UQスポットやauショップなどでサポートが受けられるUQモバイルがおすすめです。
注意点⑫LINEの年齢認証に対応していない
povoの注意点・デメリット12個目は、LINEの年齢認証に対応していない点もあります。
LINEでは18歳以下は下記のサービスが利用できません。
- ID検索による友だち追加
- 電話番号検索による友だち追加
- QRコードやリンクを送ってグループに招待・参加
ただし、povoに乗り換える前に年齢認証をしていた場合は乗り換え後も情報が引き継がれます。
上記の機能を利用したい場合は、乗り換え前にLINEの年齢認証をすませておきましょう。
注意点⑬povo2.0とpovo1.0でアプリが異なる
povoの注意点・デメリットは、povo2.0とpovo1.0でアプリが異なる点もあります。povoは専用アプリでトッピングの購入やデータ通信量の確認などができます。
しかし、アプリはpovo1.0(旧プラン)とpovo2.0(新プラン)で分かれているので注意が必要です。
povo1.0は新規契約を終了しているので、新たに契約する場合はpovo2.0になります。誤ってpovo1.0のアプリをダウンロードしないように気をつけてください。
注意点⑭トッピングするのが面倒
povoの注意点・デメリット14個目は、トッピングするのが面倒な点です。povoはデータを使い切った場合や有効期限が切れた場合は、トッピングを購入する必要があります。
定期的にトッピングを追加する手間が面倒に感じる人もいるでしょう。データを追加する頻度を減らしたい場合は、以下のトッピングがおすすめです。
データ容量 | 料金 | 有効期限 |
---|---|---|
60GB | 6,490円 | 90日間 |
300GB | 9,834円 | 90日間 |
150GB | 12,980円 | 180日間 |
120GB | 21,600円 | 365日間 |
300GB | 24,800円 | 365日間 |
360GB | 26,400円 | 365日間 |
オートチャージ設定(3GB(30日間)/990円のみ利用可)を利用するとデータがなくなった際に自動的にデータが追加されるので、トッピングを購入する手間がかかりません。
注意点⑮サービス内容を把握するまでに時間がかかる
povoの注意点・デメリットは、サービス内容を把握するまでに時間がかかる点も挙げられます。
povoの料金プランは、必要な分だけデータを追加する「トッピング制」を採用しています。
仕組みを理解しないで利用すると無駄な料金が発生したり利用停止したりする恐れもあるので、使い方を十分に理解してから利用することが重要です。
povoの利用方法は公式サイトで確認できます。分からない点は、よくある質問やチャットで確認しましょう。
注意点⑯公式サイトが見づらい・やや重い
povoの注意点・デメリット16個目は、公式サイトが見づらい・やや重い点も挙げられます。
povoの公式サイトは画像が多く、開くまでに時間がかかります。povoはオンラインで手続きや疑問点を解決するため、公式サイトを利用する機会が多いです。
サイトにアクセスするのがストレスになってしまうと、povoを快適に利用できません。
注意点⑰キャリアメールを使い続ける場合は有料
povoの注意点・デメリットは、キャリアメールを使い続ける場合は有料な点もあります。
povoはキャリアメールの利用ができません。引き続きキャリアメールを使う場合は、各キャリアの「メール持ち運びサービス(月額330円)」の利用が必要です。
なお、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールを取得すれば、無料でメールアドレスを利用できます。
注意点⑱au以外で購入した端末はSIMロック解除が必要な場合がある
povoの注意点・デメリット18個目は、au以外で購入した端末はSIMロック解除が必要な場合がある点です。
au以外のキャリア(ドコモ・ソフトバンクなど)で2015年5月〜2021年9月までに購入したスマホは、SIMロックがかかっている可能性があります。
SIMロックは店頭やWEBで無料で解除できます。SIMフリースマホやApple Storeで購入したiPhoneはSIMロック解除の必要はありません。
デメリットばかりではない!povoのメリット9選
povoはデメリットばかりではなくメリットもあります。以下9選のメリットを紹介します。
- 自由にトッピングできて無駄なく使える
- コンテンツトッピングでエンタメを楽しめる
- 「完全かけ放題」が業界最安値で利用できる
- キャンペーンでお得に乗り換えできる
- au回線のため高品質な通信環境で利用できる
- テザリングが無料で使える
- 契約事務手数料が無料で初期費用を抑えられる
- eSIMに対応している
- 海外ローミングに対応している
詳しく解説します。
メリット①自由にトッピングできて無駄なく使える
povoのメリットは、自由にトッピングできて無駄なく使える点です。povoは1GB~360GBのデータトッピングを自由に選べます。
必要な分だけデータを追加するので、データが余って無駄になりません。毎月のデータ使用量にバラつきがある人や一時的にデータ容量を多く使用する場合も柔軟に対応できます。
メリット②コンテンツトッピングでエンタメを楽しめる
povoのメリット2つ目は、コンテンツトッピングでエンタメを楽しめる点が挙げられます。
povoのコンテンツトッピングは以下のとおりです。
トッピング名 | 料金 | 有効期限 |
---|---|---|
DAZN使い放題パック | 1,145円 | 7日間 |
DAZNはサッカーや野球の試合が視聴できる動画サービスで、通常スタンダードプランは月額4,200円です。
お得な料金で短期的に利用できるため、見たいスポーツ中継がある際に一時的に利用できます。
メリット③「完全かけ放題」が業界最安値で利用できる
povoのメリットは「完全かけ放題」が業界最安値で利用できる点もあります。povoのかけ放題は月額1,650円で利用可能です。
通常は基本料金+かけ放題を利用した分の料金を支払う必要がありますが、povoはかけ放題のみで利用ができます。
データトッピングなしで利用した場合、月額1,650円で無制限のかけ放題が利用できます。
メリット④キャンペーンでお得に乗り換えできる
povoのメリットは4つ目は、キャンペーンでお得に乗り換えできる点です。povoは以下のキャンペーンを実施しています。
キャンペーン内容 | 適用条件 | 終了時期 |
---|---|---|
乗り換え+対象トッピング購入で最大10,000円相当のau PAY残高還元 | ・他社(au/UQ mobile/povo1.0は対象外)から乗り換え ・povoアカウントへau IDを連携のうえでSIMを有効化して7日後までに対象トッピングを購入 |
終了日未定 |
対象トッピング購入で2%分のPontaポイントプレゼント | povoアカウントとPontaポイントを受け取りたいau IDを連携のうえで対象トッピングを購入 | 終了日未定 |
データ追加1GB(7日間)/390円が74%(100円)オフ | 加入後SIM有効化してから7日間限定でデータ追加1GB(7日間)/390円が100円で購入可能 | 終了日未定 |
キャンペーンコード入力でデータボーナス5GB(3日間)プレゼント | 新規加入時に「24AUTUMN」を入力 | 2024年10月31日23:59まで |
お得にpovoへ乗り換えたい人はキャンペーンを活用しましょう。
メリット⑤au回線のため高品質な通信環境で利用できる
povoのメリットは、au回線のため高品質な通信環境で利用できる点も挙げられます。povoはauと変わらない4G LTE / 5Gの対応エリア、通信速度が利用可能です。
他社の回線の一部を借りる格安SIM(MVNO)は、回線の混み合う時間は速度が低下する傾向があります。
povoは自社回線(au回線)を利用するので、auと同じ高品質な通信が利用可能です。
メリット⑥テザリングが無料で使える
povoのメリット6つ目は、テザリングが無料で使える点です。テザリングを利用するとスマホをWi-Fiルーターの代わりにして、タブレットやパソコンをインターネットに繋げられます。
テザリング機能は別途で550円程かかる場合もあるため、無料で使えるのは大きなメリットです。
メリット⑦契約事務手数料が無料で初期費用を抑えられる
povoのメリットは、契約事務手数料が無料で初期費用を抑えられる点も挙げられます。
povoと三大キャリアの契約事務手数料を比較しました。
※表は左右にスクロールできます
キャリア | povo | au | ドコモ | ソフトバンク |
---|---|---|---|---|
初期費用(契約事務手数料) | 0円 | 3,850円 | 3,850円 | 3,850円 |
大手三大キャリアは契約時に3,850円の事務手数料が発生しますが、povoは無料です。契約事務手数料がかからないため、初期費用0円で乗り換えられます。
メリット⑧eSIMに対応している
povoのメリット8つ目は、eSIMに対応している点です。eSIMはSIMカードに記録されている情報をデータとしてスマホに内蔵します。
eSIMのメリットはSIMカードの到着を待つ必要がないため、即日開通が可能な点です。
SIMカードの紛失や破損の心配もありません。しかし、eSIMに未対応の端末もあるため、対応端末を確認してから申し込みましょう。
メリット⑨海外ローミングに対応している
povoのメリットは海外ローミングに対応している点も挙げられます。海外ローミングは国内で使っているスマホを海外でそのまま使えるサービスです。
povoは海外でも必要な分だけデータを追加して利用できます。利用後は自動で終了するので、無駄な料金やデータが発生しにくいのがメリットです。
デメリットやメリットから分かるpovoがおすすめの人
デメリットやメリットから分かるpovoがおすすめの人を以下の項目に分けて詳しく解説します。
- 無制限のかけ放題をお得に利用したい人
- 必要なときだけ無駄なくデータ容量を使用したい人
- 買い物やイベントでギガを貯めてお得に利用したい人
- オンライン上の手続きに慣れていてサポートは必要最低限で構わない人
1つずつ見ていきましょう。
無制限のかけ放題をお得に利用したい人
デメリットやメリットから分かるpovoがおすすめの人は、無制限のかけ放題をお得に利用したい人です。
通常は通話料金+かけ放題サービスの料金がかかるため、かけ放題を利用すると毎月の支払いが高くなってしまいます。
しかしpovoはかけ放題だけでも利用できるので、月額1,650円でドコモの高品質な回線を利用可能です。
必要なときだけ無駄なくデータ容量を使用したい人
デメリットやメリットから分かるpovoがおすすめの人2つ目は、必要なときだけ無駄なくデータ容量を使用したい人も挙げられます。
トッピング制のメリットは、必要な分だけデータを購入できる点です。毎月のデータ通信量が固定されているプランではデータが余ったり足りなくなったりする人も柔軟に対応できます。
イベントや出張などで、一時的にデータ通信量が増える機会が多い人にもおすすめです。
買い物やイベントでギガを貯めてお得に利用したい人
デメリットやメリットから分かるpovoがおすすめの人は、買い物やイベントでギガを貯めてお得に利用したい人も挙げられます。
povoはトッピングの購入や買い物でギガを貯める「ギガ活」ができます。ギガ活の詳細は以下のとおりです。
ギガを貯める方法 | 詳細 |
---|---|
コラボトッピング | 【期間限定】Pairs男性有料お試しプラン(7日間)+データ追加1GB(7日間)/990円 【期間限定】DMMポイント500pt+データ追加0.3GB(24時間)/500円 【期間限定】majicaギフト券3,000円分+ データ使い放題(3時間)+データ追加1GB(30日間)/3,250円 【期間限定】ローソン お買物券300円+ データ追加0.3GB(24時間)/300円 |
Nudgeカード(クレジットカード)で買い物 | ・10,000円~100,000円の利用でデータボーナス1GB(24時間)プレゼント ・毎月最大10GBまで受け取り可能 |
サービスの利用や買い物でギガがもらえるので、日常生活でお得にギガを貯められます。
オンライン上の手続きに慣れていてサポートは必要最低限で構わない人
デメリットやメリットから分かるpovoがおすすめの人は、オンライン上の手続きに慣れていてサポートは必要最低限で構わない人も当てはまります。
povoの手続きやサポートはオンラインのみ対応しています。店舗や電話でのサポートは受けられません。
povoはサポートの手厚さより料金の安さを重視する人に向いています。電話や店舗でサポートを受けたい人はUQモバイルがおすすめです。
デメリットやメリットから分かるpovoをおすすめできない人
デメリットやメリットから分かるpovoをおすすめできない人は以下に当てはまる人です。
- 複雑な料金プランが苦手な人
- 毎月固定の料金がいい人
- 手続きや疑問を店舗で対面サポートしてほしい人
詳しく解説します。
複雑な料金プランが苦手な人
デメリットやメリットから分かるpovoをおすすめできない人は、複雑な料金プランが苦手な人です。
povoは従来の料金プランとは異なる「トッピング制」を採用しています。データトッピングや通話トッピングなど複数の種類が用意されている上に、有効期限もあるため仕組みが複雑です。
povoの料金プランが難しいと感じる場合は、シンプルなプランのahamoやLINEMOが向いています。
毎月固定の料金がいい人
デメリットやメリットから分かるpovoをおすすめできない人2つ目は、毎月固定の料金がいい人です。
povoは使う分だけデータを購入するトッピング制のため、毎月の料金が固定ではありません。
スマホ代が変動することで家計管理が難しくなる、支出の予測が立てにくいといったデメリットがあります。
毎月のスマホ代が変わらない方が良い場合は、ahamoやUQモバイルがおすすめです。
手続きや疑問を店舗で対面サポートしてほしい人
デメリットやメリットから分かるpovoをおすすめできない人は、手続きや疑問を店舗で対面サポートしてほしい人も挙げられます。
povoのサポートはAIチャット、有人チャットのみで、店舗でのサポートは受けられません。
そのため、店舗でスタッフと相談しながら契約したい人や疑問点を丁寧にサポートしてほしい人には不向きなサービスです。
契約時や利用中に手厚いサポートを受けたい人にはUQモバイルをおすすめします。店舗や電話、チャットなど幅広い方法でサポートを受けられます。
povoのデメリットが気になる人におすすめの他社格安SIM3選
povoのデメリットが気になる人におすすめの他社格安SIM3選を紹介します。
- LINEMO
- UQモバイル
- ahamo
以下で詳しく解説します。
LINEMO

月額料金プラン | 【ベストプラン】 〜3GB:990円 〜10GB:2,090円 【ベストプランV】 〜30GB:2,970円 |
---|---|
通話料金 | 【ベストプラン】 22円/30秒 【ベストプランV】 5分以内の国内通話無料 |
割引サービス | ・LINEMOベストプラン対象!最大14,000円相当PayPayポイントプレゼント ・LINEMOベストプランV対象!最大20,000円相当PayPayポイントプレゼント ・LINEMOベストプラン紹介で最大12,000円相当PayPayポイントプレゼント ・過去に契約ある場合は他社からの乗り換えで最大4,000円相当PayPayポイントプレゼント ・7ヶ月目まで5分以内の国内通話定額オプションが無料 ・基本料初月0円特典 |
オプション | 通話定額5分/回:550円 国内通話無料:1,650円 |
通信回線 | ソフトバンク |
平均通信速度 | 下り:82.66Mbps 上り:16.72Mbps |
eSIM対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
店舗数 | 無し |
povoのデメリットが気になる人におすすめの他社格安SIMはLINEMOです。LINEMOは「ベストプラン」「ベストプランV」の2種類の料金プランが選べます。
3GB~30GBが利用できるので、データ通信量が多い人も少ない人もお得に利用できます。
「LINEギガフリー」「LINEスタンプ プレミアムfor LINEMO」などのサービスが利用できるため、日常的にLINEを使っている人におすすめです。
UQモバイル

月額料金プラン ※()内は自宅セット割・au PAYカード払いの場合の料金 |
【ミニミニプラン】 4GB:2,365(1,078円) 【トクトクプラン】 15GB:3,465円(1GBまで990円、15GBまで2,178円) 【コミコミプラン】 33GB+1回10分以内の国内通話無料:3,278円 |
---|---|
通話料金 | 【ミニミニプラン、トクトクプラン】 ・従量課金(22円/30秒):0円/月 ・通話パック60(国内通話は60分/月まで無料):660円/月 ・通話放題ライト(国内通話は10分/回まで無料):880円/月 ・通話放題(国内通話は24時間いつでもかけ放題):1,980円/月 【コミコミプラン】 ・10分定額(国内通話は10分/回まで無料):0円/月 ・通話放題(国内通話は24時間いつでもかけ放題):1,100円/月 |
割引サービス | ・SIMのみ乗り換えで最大20,000円相当au PAY残高還元(クーポン番号:3MP062) |
オプション | データ増量オプション |
通信回線 | au |
平均通信速度 | 下り:78.71Mbps 上り:13.0Mbps |
eSIM対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
店舗数 | 2700店舗以上 |
povoのデメリットが気になる人におすすめの他社格安SIM2つ目はUQモバイルです。UQモバイルは高品質のau回線をauより低価格で利用できます。
月額料金は他社と比べると割高ですが、家族での利用やネット、電気とセットで利用するとお得な料金で利用可能です。
店舗、チャット、電話など幅広い方法でサポートが受けられるので、手続きや利用方法に不安がある人でも安心して利用できます。
ahamo

月額料金プラン | 30GB:2,970円 110GB:4,950円 |
---|---|
通話料金 | 国内通話5分/回無料(超過後 22円/30秒) かけ放題オプション:1,100円 |
割引サービス | 無し |
オプション | かけ放題オプション:1,100円 |
通信回線 | ドコモ |
平均通信速度 | 下り:80.72Mbps 上り:10.34Mbps |
eSIM対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
店舗数 | 店舗での手続きは不可 |
povoのデメリットが気になる人におすすめの他社格安SIMはahamoも挙げられます。ドコモのオンライン専用プラン「ahamo」は、30GBのワンプランにオプションでデータ容量を追加するシンプルな料金プランが特徴です。
ドコモの高品質な回線を110GB/4,950円とお得な料金で利用できます。5分間の国内通話かけ放題が無料で付いているのも嬉しいポイントです。
ahamoは料金プランがシンプルで分かりやすいので、複雑なプランが苦手な人でも利用できます。
povoの注意点に関するよくある質問
povoの注意点に関するよくある質問を紹介します。
povoでトッピングしたデータを使い切った場合はどうなる?
povoでトッピングしたデータを使い切った場合は、最大128kbpsで利用できます。速度制限を解除するには、追加のデータ購入が必要です。
povoは災害時でも使える?
povoは災害時でもau回線が利用可能であれば使えます。災害用伝言板(web171)を利用すると電話やメールで伝言の登録や確認が可能です。
また、ドコモ、au、ソフトバンクの大手3キャリアは、災害時に公衆無線LAN「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」を無料開放する取り組みを実施しています。
povoはメイン回線・サブ回線のどちらがおすすめ?
povoはメイン回線/サブ回線のどちらでも利用できます。トッピング制の料金プランにメリットを感じる場合はメイン回線、格安で2台目以降のスマホを利用したい場合はサブ回線としての利用がおすすめです。
povoでトッピングなしの場合の通信速度は?
povoをトッピングなしで利用した場合、通信速度は最大128kbpsに制限されます。また、180日間以上トッピングを追加しない場合は、利用停止になってしまうので注意してください。
povoで機種変更はできる?
povoは端末を取り扱っていないため、機種変更はできません。機種変更をしたい場合は、auオンラインショップや家電量販店で端末の購入をしてください。
povoは電波が悪い?
povoはauと同じ回線を利用しているので、利用可能なエリアや繋がりやすさはauと同等です。
そのため、auの電波が届きにくい場所で利用する場合は電波が悪くなります。
auからpovoに乗り換える手順は?
auからpovoに乗り換える手順は以下のとおりです。
- povoの公式サイトにアクセスする
- au/UQ mobile/povo1.0 から変更を選択して、povo2.0へ変更するをクリックする
- au ID認証とpovo2.0のアカウントの作成をする
- SIMタイプを選択し、契約者情報の入力、同意事項の確認をする
- 開通手続きをして完了
auからpovoに乗り換える場合は、本人確認書類やMNP予約番号の取得は必要ありません。
まずは、au回線を契約している端末からpovo2.0に変更する回線のau IDを入力してログインします。
契約手続きが完了した後は開通手続きをしてください。開通手続きの方法はSIMカードとeSIMで異なります。
povoはiPhoneでつながりにくいって聞いたけど本当?
povoはiPhoneでも問題なく利用できます。ただし、iPhone/Androidに関係なく繋がりにくい場所や地域はあるので、対応エリアを確認してから利用しましょう。
povoの注意点・デメリットまとめ
povoの注意点やデメリットを理解して、お得に利用しましょう。povoは基本料金0円で、自由にデータ容量を追加するトッピング制です。
従来の料金プランとは大きく異なるため仕組みを理解するのに時間がかかりますが、上手に利用すれば大手キャリアより安く利用できます。
povoはサポートやサービスを最小限に抑えることで格安な料金を実現しています。そのため、サービスの充実度より料金の安さを重視する人におすすめです。
povoについてさらに詳しく知りたい場合は次の記事を参考にしてみてください。
→povo(ポヴォ)2.0の評判・口コミ!電波悪い等の噂やデメリットを徹底解説