格安SIMを後悔せずに選ぶ方法は?
格安SIMにはどのようなデメリットやメリットがあるのかを知りたい人は多いと思います。
結論、格安SIMにはデメリットがありますが、うまく対策することで非常にコスパ良く使えて便利です。
そこで、この記事では格安SIMのデメリット15選や解決方法、後悔しない選び方を詳しく解説します。
- 格安SIMのデメリットと解決方法
- 格安SIMのメリット
- 格安SIMの後悔しない選び方
- 格安SIMがおすすめの人
- 格安SIMをおすすめできない人
- おすすめ格安SIM3選
※当サイトイチオシ LINEMO |
特徴 | ・3GB月額990円の格安プランあり ・PayPayポイントが貰える ・5GやeSIMに対応 ・通信速度も速い |
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おすすめの人 | ・月間データ容量は少なくてよい人 ・PayPayを利用している人 ・通信速度も重視したい人 |
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ahamo | 特徴 | ・大容量のデータ通信が格安で利用可能 ・オプション料金なしで5分間/回の通話無料 ・通信速度も速く安定している |
おすすめの人 | ・データ容量をたっぷり使いたい人 ・大手キャリアを利用中で料金を見直したい人 ・海外旅行の機会が多い人 |
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楽天モバイル | 特徴 | ・5G対応で、大手3回線に匹敵する速さ ・下り通信速度が80~100Mbps ・無制限プランで大容量データ通信も可能 ・楽天ポイントの倍率アップや割引など特典も豊富 |
おすすめの人 | ・日頃から楽天のサービスを利用している人 ・データ容量を無駄にしたくない人 ・通信速度を重視している人 |
- 格安SIMのデメリット・短所15選と解決方法
- 格安SIMのデメリット・短所①通信速度は大手キャリアに劣る
- 格安SIMのデメリット・短所②家族割や通話定額プランが少ない
- 格安SIMのデメリット・短所③クレジットカード払い限定が多い
- 格安SIMのデメリット・短所④乗り換え後の数日間は電話が利用できない
- 格安SIMのデメリット・短所⑤キャリアが提供する各サービスを利用できない
- 格安SIMのデメリット・短所⑥キャリアメールが使えない・有料オプション
- 格安SIMのデメリット・短所⑦LINEのID検索が利用できない
- 格安SIMのデメリット・短所⑧iPhoneなど一部端末ではデザリングできない場合がある
- 格安SIMのデメリット・短所⑨サポートが不十分
- 格安SIMのデメリット・短所⑩自身で初期設定(APN設定)する必要がある
- 格安SIMのデメリット・短所⑪回線と端末の相性・SIMロックなど初心者には分かりづらい
- 格安SIMのデメリット・短所⑫店舗数が少ない
- 格安SIMのデメリット・短所⑬最新のスマホは購入できる端末数が少ない
- 格安SIMのデメリット・短所⑭データ通信量が大手キャリアと比較して少ない
- 格安SIMのデメリット・短所⑮災害用伝言板サービスが利用できない
- 格安SIMのメリット
- 格安SIMのデメリットで後悔しない適切な選び方
- デメリットを踏まえて格安SIMがおすすめの人
- デメリットを踏まえて格安SIMをおすすめできない人
- 迷うならこれ!デメリットを踏まえたおすすめ格安SIM3選
格安SIMのデメリット・短所15選と解決方法
格安SIMのデメリット・短所を15個紹介します。
- 通信速度は大手キャリアに劣る
- 家族割や通話定額プランが少ない
- クレジットカード払い限定が多い
- 乗り換え後の数日間は電話が利用できない
- キャリアが提供する各サービスを利用できない
- キャリアメールが使えない・有料オプション
- LINEのID検索が利用できない
- iPhoneなど一部端末ではデザリングできない場合がある
- サポートが不十分
- 自身で初期設定(APN設定)する必要がある
- 回線と端末の相性・SIMロックなど初心者には分かりづらい
- 店舗数が少ない
- 最新のスマホは購入できる端末数が少ない
- データ通信量が大手キャリアと比較して少ない
- 災害用伝言板サービスが利用できない
いずれも解決方法とあわせて解説しています。
格安SIMのデメリット・短所①通信速度は大手キャリアに劣る
格安SIMのデメリット・短所の1つ目は、通信速度が大手キャリアに劣ることです。一部のプランではデータ量の制限があることも事実です。
しかし、全ての格安SIMが通信速度で劣るわけではありません。大手キャリアのサブブランドや、自社回線を持っている業者を選ぶことで大差なく使用することが可能です。
通信環境に関しては、使用エリアや通信時間帯によっても変わります。ピークタイムや特定の地域での使用に制限がある場合は、オフピーク時や他のエリアでの利用を心掛けるようにしましょう。
格安SIMのデメリット・短所②家族割や通話定額プランが少ない
格安SIMのデメリット・短所には、家族割や通話定額プランが少ないことも挙げられます。しかし、複数のSIMカードを同一プランで取得し、1枚あたりの月額料金を削減する方法があります。
例えば、一家庭が一つの回線契約の基づき複数のSIMカードを発行するケースが挙げられます。
家族全員が同一回線から派生したSIMカードで通信でき、全体としての通信費を削減することが可能です。
また、LINE電話などのインターネット回線を利用して通話をするサービスを活用することで、通話料金を抑えることも可能です。
格安SIMのデメリット・短所③クレジットカード払い限定が多い
格安SIMのデメリット・短所として、支払い方法がクレジットカード払い限定が多いことも挙げられます。
しかし、デビットカードや口座振替を導入している業者もあるため、クレジットカードを持たない方でも気軽に利用することが可能です。
また、前もってクレジットカードの取得を検討することも1つの方法です。審査が緩やかなカードや学生専用のカードも多く、格安SIM利用のためのクレジットカード取得も難しくない時代となっています。
格安SIMのデメリット・短所④乗り換え後の数日間は電話が利用できない
格安SIMのデメリット・短所には、乗り換え後の数日間は電話が利用できないことも想定されます。
実際、キャリアから格安SIMにMNP(乗り換え)する際、オンラインでの手続き完了後、新しいSIMカードが届くまでの間、既存のSIMカードは利用できなくなります。
そのため、乗り換えスケジュールを組むことが必要です。また、即日開通が可能な実店舗のサービスを提供している格安SIMも増えてきました。
店舗への訪問は必要ですが、待ち時間なく新しいSIMカードを手に入れることが可能です。
さらに、ウェブ上での回線切替手続きが可能なサービスも増えています。
格安SIMのデメリット・短所⑤キャリアが提供する各サービスを利用できない
格安SIMのデメリット・短所として、キャリアが提供する各サービスを利用できないこともあります。
通常のキャリアと格安SIMは、実際には同じドコモやauのネットワークを利用する場合が多いですが、サービスを提供する企業は異なるため、キャリア特有のサービスは利用できません。
例えば、「dポイント」や「au WALLETポイント」は、ドコモやau回線と紐付いており、格安SIMへの乗り換えとともにポイントの利用ができなくなる場合もあります。
特に大量のポイントを保有している場合は、乗り換え前に活用することがおすすめです。また、キャリア決済という、毎月の携帯料金と一緒に支払いができる便利なサービスも格安SIMでは利用不可能となります。
しかし、クレジットカードやiTunesカード、Google Playギフトカードといった決済手段は利用できます。
中でも、ドコモの「docomo ID」の取得は格安SIMでも可能です。dビデオやdアニメストアといった有料コンテンツは、格安SIMに切り替えた後も変わらず利用できます。
格安SIMのデメリット・短所⑥キャリアメールが使えない・有料オプション
格安SIMのデメリット・短所の6つ目は、キャリアメールが使えず、有料オプションとなってしまうことです。
大手キャリアが提供するメールアドレスを使っている場合は、格安SIMへ移行する際、有料オプションの契約が必要となることがあります。
しかし、多くの無料で利用できるメールサービスが存在します。Gmailのようなフリーメールサービスは、信頼性や利便性も高く、全世界での普及率も高いため、新たにアカウントを取得して移行するのが一つの解決策です。
また、格安SIMプロバイダの中には独自のメールアドレスを提供している業者もあります。
格安SIMのデメリット・短所⑦LINEのID検索が利用できない
格安SIMのデメリット・短所として、LINEのID検索が利用できないこともあります。格安SIMを使用しても、トークや無料通話などの基本的な機能は問題なく活用できます。
しかし、特定のキャリアでの年齢認証が必要となる「ID検索」は、格安SIMの特性上、直接利用できません。
他の方法を利用して友だちを追加することは可能であり、近距離であれば「QRコードリーダー」を活用すれば簡単に友だち登録ができます。
さらに、遠くにいる友人や知人には、自分の専用URLを発行し共有することで、同様に友だちとして追加することが可能です。
格安SIMのデメリット・短所⑧iPhoneなど一部端末ではデザリングできない場合がある
格安SIMのデメリット・短所には、iPhoneなど一部端末ではデザリングできないことも挙げられます。
ドコモのAndroid端末の場合、2015年の秋冬モデル以降はテザリングの利用が可能です。
それより古いモデルではテザリングの際にAPN設定がドコモのSPモードに自動的に切り替わるという制限が確認されています。
一方、auのAndroid端末では基本的にテザリング機能は使えますが、iPhoneの場合にはiOS12以降のiPhone 7/7 Plusシリーズからのモデルでのみ対応しています。
悩むことなくテザリングを利用したいのであれば、SIMフリースマホがおすすめです。キャリアに縛られることなく、自由にテザリング機能を活用することが可能です。
格安SIMのデメリット・短所⑨サポートが不十分
格安SIMのデメリット・短所は、サポートが不十分なことです。大手キャリアの店舗は全国各地にあり、様々な問題や相談に対応してくれます。
一方で、格安SIMのサポートは主にオンラインや電話が中心です。そのため、スマホの故障やトラブルが発生した際の対応が気になる方も少なくありません。
格安SIMの場合、端末のサポートとSIMカードのサポートが分かれており、直接の修理サービスはメーカーへの依頼が必要です。
しかし、多くの格安通信会社が端末の保証サービスを提供し始めています。例えば、端末とSIMカードを一緒に購入することで、保証サービスを受けることが可能な業者もあります。
格安SIMのデメリット・短所⑩自身で初期設定(APN設定)する必要がある
格安SIMのデメリット・短所として、自身で初期設定する必要があります。大手キャリアの店舗での購入時、店員が設定までサポートしてくれることが一般的です。
格安SIMは基本的に自分での設定が前提となります。中でも、初心者にとってはAPN設定が難関となることが多いのです。
APN設定とは・・・
インターネット接続のための設定で、正しく行わないとデータ通信ができません。
しかし、多くの格安通信会社は、APN設定の方法を詳しく解説したサポートページを用意しています。
iPhoneやAndroidといった主要な端末ごとの設定方法が掲載されているので、簡単に設定することが可能です。
格安SIMのデメリット・短所⑪回線と端末の相性・SIMロックなど初心者には分かりづらい
格安SIMのデメリット・短所には、回線と端末の相性やSIMロックなど初心者には分かりづらい要素が多いことが挙げられます。
端末がSIMロックされている場合、そのままでは他のSIMカードが使用できないことが多いです。
また、端末とSIMの技術的な相性により、一部の機能が正常に動作しない場合も考えられます。
しかし、多くの情報提供サイトなどは、課題を解決するための情報を豊富に提供しています。
格安SIMのデメリット・短所⑫店舗数が少ない
格安SIMのデメリット・短所として、店舗数が少ないことも挙げられます。大手キャリアのような、街の至る所に店舗がある環境とは異なり、多くの格安SIMプロバイダーは店舗の数を抑えることで、コストを削減しています。
結果、ユーザーに低価格でのサービスの提供が可能です。もちろん、実店舗でのサポートや相談を希望するユーザーにとっては少し不便に感じるかもしれません。
しかし、大手キャリアの店舗に併設されている格安SIMも増えており、全国的な店舗ネットワークを持つ企業が参入しているケースもあります。
格安SIMのデメリット・短所⑬最新のスマホは購入できる端末数が少ない
格安SIMのデメリット・短所の1つには、最新のスマホは購入できる端末数が少ないことも挙げられます。
格安SIMの多くは確かにスマホ端末の販売も手掛けておりますが、ラインアップは大手キャリアと比較するとやや狭まりがちです。
しかし、直接大手キャリアの店舗などで購入した端末を使うことで、最新のスマホを格安SIMで使用するという方法があります。
格安SIMのデメリット・短所⑭データ通信量が大手キャリアと比較して少ない
格安SIMのデメリット・短所には、データ通信量が大手キャリアと比較して少ないことも挙げられます。
大手キャリアのような無制限プランの選択肢は限られていますが、データの使い方を工夫することで十分な満足度が得られます。
例えば、WiFi環境を活用したり、動画視聴時には低画質設定を選ぶことで、データ使用量を節約することが可能です。
また格安SIMでもデータ無制限のプランを提供している業者も増えてきており、高速データ通信をリーズナブルな月額料金で利用することも可能です。
格安SIMのデメリット・短所⑮災害用伝言板サービスが利用できない
格安SIMのデメリット・短所の最後に、災害用伝言板サービスが利用できないこともあります。固定電話をはじめとした一部のサービスや、ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルのような大手キャリアは、「災害用音声お届けサービス」を提供しています。
多くの格安SIMでは、サービスが提供されていないのが現状です。しかし、コミュニケーションツールは多岐にわたっており、特定のサービスに頼らなくとも、LINEやメールなどのアプリやサービスを利用して、テキストや音声、映像で安否を伝えられます。
さらに、SNSの利用も拡大しており、TwitterやFacebookなどでの安否情報の共有も一般的になっています。
格安SIMのメリット
格安SIMのメリットとして以下のことが挙げられます。
- 月額料金が安い
- 料金プランがシンプルで分かりやすい
- 契約期間縛りなしの場合が多い
- 無駄なオプションは不要
- 大手キャリアと同じ端末で利用できる
- 店舗に行かずオンラインで契約できる
詳しく解説します。
格安SIMのメリット①月額料金が安い
格安SIMのメリットの1つ目は、月額料金が安いことです。実際、8,000円から10,000円という料金を支払っているユーザーからすると、格安SIMの月額料金は驚異的に安く感じられるでしょう。
特に、データ使用量が少ないユーザーの中には、月額料金をほぼゼロにすることも可能です。
また、最近のトレンドとして、光回線と格安SIMを組み合わせることで、さらなる割引を得る方法も浸透してきました。
格安SIMのメリット②料金プランがシンプルで分かりやすい
格安SIMのメリットには、料金プランがシンプルで分かりやすいことも挙げられます。多くの格安SIMサービスでは、固定制のプランや従量課金制のプランなど、シンプルかつ明瞭な選択肢が提示されています。
従量課金制の場合、消費するデータ量によって月額料金が変動するので、使用量に合わせて最適な料金を支払うことが可能です。
格安SIMのメリット③契約期間縛りなしの場合が多い
格安SIMのメリットとして、契約期間縛りなしの場合が多いです。
通常のキャリア契約では、2年や3年という固定の期間に縛られることが一般的です。中途解約してしまうと、違約金が発生してしまいます。
特に、違約金は1万円を超えることもあり、契約期間に縛りがあるとサービスに不満があっても解約をためらう原因となっています。
しかし、格安SIMでは、このような契約期間の縛りや違約金の心配がほとんどありません。多くの提供キャリアが無期限の契約を提案しており、利用者は自由な気持ちでサービスを選べます。
自分のライフスタイルやニーズに合わせてサービスを契約ことが可能です。
格安SIMのメリット④無駄なオプションは不要
格安SIMのメリットの4つ目は、無駄なオプションが不要ということです。通常の大手キャリアでは、さまざまなオプションやサービスがデフォルトでプランに含まれており、実際には利用しないサービスの月額料金を支払うことが多くなっています。
格安SIMは基本的にシンプルなプランをベースに、利用者が必要とするオプションだけを選択できるスタイルが主流です。
無駄なオプション料金をカットし、自分の使い方に最適化したプランを組めます。
格安SIMのメリット⑤大手キャリアと同じ端末で利用できる
格安SIMのメリットには、大手キャリアと同じ端末で利用できることも挙げられます。多くの人々が、移行時に新しい端末を購入する必要があるのではと誤解しています。
実際には格安SIMに変更しても、使用しているスマホの持ち味や機能はそのままに、料金プランだけを変えることが可能です。
特に、最新の高機能スマホを既に持っている場合や、特定の端末に愛着を感じているユーザーにとっては、端末をそのまま継続して使えるというのは大きなメリットです。
大手キャリアと同じ端末を使用することで、インターフェースや操作性の変更に戸惑うこともなく、移行がスムーズに行えます。
格安SIMのメリット⑥店舗に行かずオンラインで契約できる
格安SIMのメリットは、店舗に行かずオンラインで契約できる点です。特にオンライン手続きの需要が高まる中、多くの利用者にとって大きな魅力となっています。
実際、休日や平日の空いた時間を利用して、自宅や外出先からでもスムーズに契約手続きが可能です。
忙しい現代人の生活スタイルにもマッチしており、効率よく手続きを完了させたい方にとって、格安SIMは最適といえます。
格安SIMのデメリットで後悔しない適切な選び方
格安SIMのデメリットで後悔しない適切な選び方はいくつかのポイントがあります。
- 通話・データ通信の利用頻度
- 通信速度
- サポートと実店舗の有無
- 支払方法
- 特定の機能の対応状況
まず、自分の通話やデータ通信の利用頻度を把握することが重要です。音声通話を頻繁に利用する方や、データ通信をたくさん使う方はそれに合わせたプランの選択が必要です。通信速度も、特にネット利用が多い方にとっては大きな要点となります。
快適な通信環境を求めるのであれば、通信速度が速いプランを選ぶことをおすすめします。
サポートの面で考慮する点として、格安SIMプロバイダが実店舗を持っているかどうかも確認してみるとよいでしょう。
もしトラブルが起こった場合や、手続きに関する相談がある場合、実店舗が存在することで、より迅速なサポートを受けられます。
支払方法も考慮するポイントの一つです。特にクレジットカードを持っていない方は、その他の支払い方法に対応しているかを確認することが大切です。
LINEのID検索機能が必要な方は、対応状況もチェックすることをおすすめします。
デメリットを踏まえて格安SIMがおすすめの人
デメリットを踏まえて格安SIMがおすすめの人は以下のような人です。
- 月額料金を安くしたい人
- 契約期間縛りなしのSIMを使いたい人
- 同じ端末を長く利用したい人
- サブ回線として考えている人
詳しく解説します。
デメリットを踏まえて格安SIMがおすすめの人①月額料金を安くしたい人
格安SIMがおすすめの人として、月額料金を安くしたい人が挙げられます。格安SIMの最大の特徴は、高品質なサービスを提供しながらも月額料金をリーズナブルに設定している点です。
月額料金が安いというだけで品質やサービスに問題があるのではないかと疑念を抱く方もいるかと思います。
一部の格安SIMでは通信速度が若干落ちることもありますが、日常のSNS利用や動画視聴で特に大きなストレスを感じるような遅さではありません。
毎月の支出を節約しつつ、快適なスマホライフを過ごしたいという方には月額料金が抑えられる格安SIMが最適です。
ただし、月額料金が安いからと言って、必ずしも全体のコストが低くなるとは限りません。契約前には、他のプランやサービスとの比較を行うことが重要です。
デメリットを踏まえて格安SIMがおすすめの人②契約期間縛りなしのSIMを使いたい人
格安SIMがおすすめの人には、契約期間縛りなしのSIMを使いたい人も挙げられます。一般的な通信サービスには長い契約期間や高額な違約金が設定されていることが多く、ユーザーにとっての大きな負担です。
特に生活環境の変化やサービス内容への不満など、様々な理由で契約を解除したいと考える場面は誰にでも訪れます。
格安SIMは、自由にサービスの変更や解約を行うことが可能です。特に契約に縛りたくないユーザーにとって、非常に有益であると言えるでしょう。
デメリットを踏まえて格安SIMがおすすめの人③同じ端末を長く利用したい人
格安SIMは同じ端末を長く利用したい人にもおすすめです。長く愛用する端末を手に入れたいというユーザーの中には、端末を一括購入を選ぶ方が増えています。
端末の購入後に自由に通信プランを選べるのがメリットです。特に、5年以上もの長期間同じ端末を使い続けたい方におすすめです。
一方、頻繁に最新の端末に切り替えたいユーザーは、大手キャリアの提供する分割払いや乗り換えキャンペーンなどを活用することで、毎月の支払いを軽減する方法も考えられます。
しかし、分割払いの場合、長期間にわたる支払いとなり、結果として総額が高くなる可能性があることに注意しましょう。
デメリットを踏まえて格安SIMがおすすめの人④サブ回線として考えている人
格安SIMがおすすめの人には、サブ回線として考えている人も含まれます。多くの格安SIMプロバイダーが、2,000円〜3,000円の範囲で20GB以上のデータ使用量を提供しています。
最近のトレンドとして、サブ回線を自宅のWiFi代わりに使用する方が増加中です。特に、固定の光回線よりもコストを抑えたいと考える一人暮らしの方や、家でのデータ使用量が20GB程度で足りると感じる方にとって、格安SIMは魅力的な選択肢となります。
さらに、サブ回線を利用する際に、テザリング機能を無料で利用できるキャリアを選択するとタブレットやパソコンも利用できます。
デメリットを踏まえて格安SIMをおすすめできない人
デメリットを踏まえて格安SIMをおすすめできない人は以下のような人です。
- 通信速度を重視している人
- 手続きや初期設定が自分でできない人
- クレジットカードを持っていない人
詳しく解説します。
デメリットを踏まえて格安SIMをおすすめできない人①通信速度重視の人
格安SIMをおすすめできない人には、通信速度を重視している人が挙げられます。多くの格安SIMプロバイダーは確かにコストパフォーマンスの面で魅力的なサービスを提供していますが、通信速度の最大値が一部制限される場合があるのも事実です。
たとえば、動画のストリーミングや大容量のデータ転送を頻繁に行うようなユーザーは、通信速度の遅さに不満を感じることがあるかもしれません。
また、格安SIMは大手キャリアと比べて、ピークタイムや混雑時に通信速度が低下する場合が多いとされています。
常に高速なデータ通信を求めるビジネス利用者や、ゲームや動画視聴が主な利用目的の方は、通信品質を最優先するため格安SIMは選択外となるかもしれません。
一方で、家庭内のWiFi環境などで高速なデータ通信が確保できる場合、通信速度の問題は緩和されるでしょう。
デメリットを踏まえて格安SIMをおすすめできない人②手続きや初期設定が自分でできない人
格安SIMは手続きや初期設定が自分でできない人にはおすすめできません。格安SIMの魅力はコストの低さにありますが、一方でユーザー自身が初期設定や各種手続きを行う必要が生じることも少なくありません。
例えば、SIMカードの交換や設定、APNの変更などは自身で手を動かして対応することが求められることが多いです。
大手キャリアと比較すると、対面でのサポートを受けられる店舗が少ないため、何か問題が発生したときの手間や時間が増える可能性があります。
また、手続きや設定に慣れていない方が選択すると、期待していたよりも多くの時間や労力がかかる場合があるでしょう。
格安SIMの提供業者ごとに手順も微妙に異なるため、確認作業なども煩雑になりがちです。
一方、コストを抑えたいという希望はあるものの、手続きや設定に自信がない方は、SIMフリーのスマートフォンを検討するなど、他の選択肢も視野に入れると良いかもしれません。
デメリットを踏まえて格安SIMをおすすめできない人③クレジットカードを持っていない人
格安SIMをおすすめできない人の中には、クレジットカードを持っていない人も挙げられます。
多くの格安SIMサービスは、支払い方法としてクレジットカードを前提としています。クレジットカードを持っていない方が格安SIMを利用しようとすると、契約時点での支払い手段が制限されるかもしれません。
もちろん、クレジットカードを新規に取得し、格安SIMの利用を始めるという選択も考えられますが、何らかの理由でカードを持てない方も少なくないでしょう。
その場合、格安SIMの契約自体が難しくなり、他の通信手段を検討する必要が生じるかもしれません。
一方で、近年はキャッシュレスの取り組みが進められる中で、クレジットカードを始めとした非現金決済手段の重要性が増しています。
今後、さまざまなサービスでの取り扱いや利便性が向上することも予想されるため、できるだけ早くクレジットカードなどのキャッシュレス決済手段を取得することをおすすめします。
以下の記事でクレジットカードなしでも契約できる格安SIMを紹介しています。
迷うならこれ!デメリットを踏まえたおすすめ格安SIM3選
格安SIM選びに迷っている場合は、デメリットを踏まえておすすめできる以下3つの業者から選ぶのがおすすめです。
- LINEMO(ラインモ)
- J:COM MOBILE
- ahamo(アハモ)
詳しく解説します。
デメリットを踏まえたおすすめ格安SIM①LINEMO(ラインモ)
月額料金プラン | 3GB:990円 20GB:2,728円 |
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通話料金 | 通話定額5分/回:550円 国内通話無料:1,650円 |
割引サービス | ・ミニミニプラン(3GB)新規又は乗り換えでpaypayポイント最大10,940円 ・スマホプラン(20GB)乗り換えでpaypayポイント最大18,940円 ・通話定額5分オプション7ヶ月無料 |
オプション | 通話定額5分/回:550円 国内通話無料:1,650円 |
通信回線 | ソフトバンク |
平均通信速度 | 下り:82.66Mbps 上り:16.72Mbps |
eSIM対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
店舗数 | 無し |
おすすめ格安SIMの1つ目は、LINEMO(ラインモ)です。ソフトバンク回線を利用した高速な通信が特徴であり、月額料金プランは3GBで990円、20GBで2,728円と容量別に選べて非常に手頃です。
通話料金も5分毎に550円、もしくは国内通話が無料の1,650円のプランから選べます。
また、手続きはオンラインから行うことが可能です。
デメリットを踏まえたおすすめ格安SIM②J:COM MOBILE
料金プラン | 1GB:1,078円 5GB:1,628円 10GB:2,178円 20GB:2,728円 |
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通話料金 | 5分/回通話かけ放題:550円 通話かけ放題:1,650円 |
割引サービス | JCOMサービス利用でデータ増量 |
オプション | 5分/回通話かけ放題:550円 通話かけ放題:1,650円 安心端末保証48:550円 |
通信回線 | au |
平均通信速度 | 下り:45.64Mbps 上り:10.2Mbps |
eSIM対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
店舗数 | 56店舗 |
おすすめ格安SIMとして、J:COM MOBILEも挙げられます。au回線をベースにした通信を提供しており、月額料金プランはデータ容量1GBが1,078円から始まり、最大20GBで2,728円までの幅広い選択肢があります。
5分ごとの通話は550円、もしくは通話かけ放題が1,650円です。特にJCOMのサービスを利用している方にはデータ増量のサービスもあります。
実店舗が56店舗もあるので、直接サポートを受けたい方にもおすすめです。
デメリットを踏まえたおすすめ格安SIM③ahamo(アハモ)
月額料金プラン | 20GB:2,970円 100GB:4,950円 |
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通話料金 | 国内通話5分/回無料(超過後 22円/30秒) かけ放題オプション:1,100円 |
割引サービス | 無し |
オプション | かけ放題オプション:1,100円 |
通信回線 | ドコモ |
平均通信速度 | 下り:80.72Mbps 上り:10.34Mbps |
eSIM対応 | ○ |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
店舗数 | 店舗での手続きは不可 |
おすすめ格安SIMには、ahamo(アハモ)も挙げられます。ドコモ回線を利用したサービスで、特に月額料金プランは20GBの2,970円、100GBの4,950円という大容量データ通信が魅力的です。
国内通話は5分までが月額料金無料で、それを超えた場合は30秒ごとに22円がかかりますが、1,100円のかけ放題オプションも選択できます。
また、手続きはオンラインから行うことが可能です。
当サイト「わかる格安SIM」が総力を挙げて全27社の格安SIMを徹底比較し、おすすめを紹介しています。
あなたが選ぶべき格安SIMはどれなのかが分かりますので、迷った時の参考にしてみてください。