法人携帯が契約できる格安SIM9社を徹底比較！選ぶポイントも解説

「企業単位で格安SIMを使いたい」「会社でスマホを使う場合もできるだけ安く利用したい」という人は多いと思います。

この記事では法人契約できるおすすめの格安SIMや、格安SIMを法人契約するメリット・デメリットを解説します。

法人携帯の契約におすすめの格安SIM会社9選

法人携帯の契約におすすめの格安SIM9社を比較しました。

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各社を以降で詳しく解説します。

mineo

法人携帯におすすめの格安SIMの1つ目は、mineoです。mineoは3大キャリアの回線が使える格安SIMで、利用状況に応じて最適な回線を選択可能です。

法人プランでは、大きく分けて次のプランがあります。

シングルプランの月額料金は次の通りです。

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デュアルプランの月額料金は次の通りです。

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法人契約のプランではauキャリアが安いです。また1法人で複数回線契約する際は1回線ごとに50円割引されるのでお得です。

かけ放題つきプランはありませんが、10分または時間無制限の通話オプションがあり、数か月の無料キャンペーンも行っているのでおすすめです。

BIGLOBEモバイル

法人携帯におすすめの格安SIMとしてBIGLOBEモバイルも挙げられます。BIGLOBEはau・ドコモの大手キャリアの回線に対応していて高速通信できるのが魅力です。

法人プランでは、大きく分けて次のプランがあります。

SMSなしデータSIMプランの月額料金は次の通りです。

	Dプラン （docomo）
0GB	220円
3GB	770円
6GB	1,375円
12GB	2,750円
20GB	4,730円
30GB	7,315円

SMSありデータSIMプランの月額料金は次の通りです。

	Dプラン（docomo）・ Aプラン（au）
0GB	552円
3GB	902円
6GB	1,507円
12GB	2,882円
20GB	4,862円
30GB	7,315円

音声通話SIMプランの料金は次の通りです。

	Dプラン（docomo）・ Aプラン（au）
0GB	770円
3GB	858円
6GB	1,650円
12GB	3,520円
20GB	5,500円
30GB	7,975円

BIGLOBEモバイルでは、音声通話SIMに0GBプランがあり、ほとんどネットを使わず電話のみ利用したいにお得と言えます。

電話かけ放題のオプションはありませんが、「BIGLOBEでんわ」アプリを利用することで通話料金が半額になります。

楽天モバイル

法人携帯におすすめの格安SIMの3つ目は楽天モバイルです。楽天モバイルは自社の楽天回線とパートナー回線であるau回線を提供しており、比較的新しい格安SIMですが広いエリアをカバーしています。

法人プランでは、大きく分けて次のプランがあります。

データプランの月額料金は次の通りです。

	データプラン
3GB	1,078円
7GB	1,628円
30GB	2,618円

音声+データプランの料金は次の通りです。

	音声+データプラン
3GB	2,178円
7GB	2,618円
30GB	3,058円
無制限	3,278円

楽天モバイルの法人プランで特徴的なのが、無制限プランがある点です。通話だけでなくデータ通信も多く利用する場合にもおすすめと言えます。

さらに通話オプションは月間の時間の従量制になっており、月間75分を550円から利用できます。

Y!mobile

法人携帯におすすめの格安SIMとして、Y!mobileも挙げられます。Y!mobileはソフトバンク回線を提供しており、広いエリアで利用できるのが利点です。

法人プランでは、大きく分けて次のプランがあります。

	シンプル2
4GB	2,365円
20GB	4,015円
30GB	5,115円

Y!mobileの法人料金は比較的高めですが、2回線以上で870円の月額割引があるので複数人で利用する場合にお得です。

また、使わなかった分のデータが翌月に繰り越せるので、無駄なく利用できるというメリットもあります。

UQモバイル

法人携帯におすすめの格安SIMはUQモバイルです。UQモバイルはau回線を提供しており安定した速度や通信が特徴です。

法人プランでは、大きく分けて次のプランがあり、全てデータ通信・SMS・音声通話に対応しています。

月額料金は次の通りです。
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UQモバイルで特徴的なのが、20GBのデータと10分かけ放題がセットになっているコミコミプランで、ネットも通話も比較的多くする人におすすめです。

通話オプションには、無制限かけ放題や、月間60分かけ放題など、ニーズにあったパックがあります。

イオンモバイル

法人携帯におすすめの格安SIMとして、イオンモバイルも挙げられます。イオンモバイルはドコモとauの2つの回線を提供しており、広いエリアをカバーします。

法人プランでは、大きく分けて次のプランがあります。

データプランの月額料金は次の通りです。

	データプラン
1GB	528円
2GB	748円
10GB	1,628円

※2GB以降は10GBまで1GBごとに+110円

音声プランの月額料金は次の通りです。

	音声プラン
0.5GB	803円
1GB	858円
2GB	968円
10GB	1,848円
20GB	1,958円
30GB	3,058円
40GB	4,158円
50GB	5,258円

※2GB以降は10GBまで1GBごとに+110円

シェアプランは、2回線～5回線でデータ通信量をシェアするプランです。月額料金は以下の通りです。

	シェアプラン
1GB	1,408円～
2GB	2,168円～
10GB	3,498円～
20GB	2,058円～
30GB	3,608円～
40GB	4,708円～
50GB	5,808円～

※1GB以降は10GBまで1GBごとに+110円
※2回線以降も音声通話を利用したい場合は回線ごとに+220円

イオンモバイルでは、データ通信量に合わせて豊富なプランがあるのが特徴的です。データを分け合って利用できるシェアプランはネットをたくさん利用せず、無駄なくスマホを使いたい場合におすすめと言えます。

他にも、050かけ放題というオプションもあり、050から始まる電話番号が利用できるので、一つのスマホで2つの電話番号を使いたい場合や、プライベートとビジネスの2つ分けて電話を使いたい場合にも役立ちます。

NifMo

法人携帯におすすめの格安SIMの7つ目は、NifMoです。NifMoはドコモとauの2つの回線を提供しており、安定した通信が可能です。

法人プランでは、大きく分けて次のプランがあります。

基本プランの月額料金は次の通りです。
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法人シェアプランの月額料金は次の通りです。

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NifMoでは、基本プランの他に、データ通信量を分け合える法人シェアプランがあるのが特徴です。

法人シェアプランは通常の料金計算とは異なり、契約時に設定したシェアグループの人数と利用するデータ量の合計から算出します。

まず10GBを3人分で30GBとして計算をします。残り27人分は0GBとなりますが0円ではなく、1人あたり440円として合算して完了です。

詳しくはNifMo公式サイトをご確認ください。

また、かけ放題オプションはありませんが、NifMo半額ダイヤルという専用の電話番号を利用することで、通話料金が通常の半額になります。

LIBMO

法人携帯におすすめの格安SIMとしてLIBMOも挙げられます。NTTドコモ回線を提供しており、比較的安い料金設定が魅力です。

法人プランでは、大きく分けて次のプランがあります。

なっとくプランの月額料金は次の通りです。

	データ通信のみ	データ通信+SMS+音声通話
低速無制限 （最大200kbps）	528円	ー
3GB	858円	980円
8GB	1,320円	1,518円
20GB	1,991円	1,991円
30GB	2,728円	2,728円

ゴーゴープランの月額料金は次の通りです。

	データ通信+SMS+音声通話
5分かけ放題	1,100円
10分かけ放題	1,320円
無制限かけ放題	1,980円

※データ使用量は一律500MB

LIBMOでは、データ通信のみで低速無制限のプランや、データ上限500MBでかけ放題付きのプランなどさまざまな用途に合わせたプランがあります。

日本通信

法人携帯におすすめの格安SIMの9つ目は日本通信です。ドコモ回線を提供しており、かけ放題込みのプランが豊富にあるのが特徴です。

法人プランでは、大きく分けて次のプランがあります。

合理的プランはデータ容量に応じて4種類あり、プランにかけ放題オプション込みの場合と、有料でかけ放題オプションを加えることができる場合があります。

さらに追加できるかけ放題オプションの追加料金はプランごとに異なります。月額料金は次の通りです。
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190PadSIMの月額料金は次の通りです。

	データ通信のみ	データ通信+SMS
100MB	209円	352円
1GB	528円	671円
3GB	935円	1,078円
6GB	1,595円	1,738円
10GB	2,409円	2,552円
15GB	3,608円	3,751円

日本通信SIMでは、かけ放題込みでお得に使えるプランや、小容量でかけ放題オプションを付けられるプランがあり、ニーズに合わせて選択可能です。

データ通信のみの格安プランもあるので、コストを押さえて法人携帯を利用したい場合にもおすすめです。

法人携帯の契約におすすめの格安SIM9社の支払い方法を比較

法人携帯におすすめの格安SIM9社の支払い方法を比較しました。

	クレジットカード	口座振替	請求書払い （振込書払い）
mineo	〇	〇	×
BIGLOBEモバイル	〇	〇	×
楽天モバイル	〇	〇	×
Y!mobile	〇	×	×
UQモバイル	〇	〇	〇
イオンモバイル	〇	〇	〇
NifMo	×	〇	〇
LIBMO	〇	×	×
日本通信	〇	〇	×

基本的にはクレジットカード払いで対応しているものがほとんどですが、NifMoの法人契約はクレジットカードは未対応なので注意しましょう。

また、UQモバイルやイオンモバイルはクレジットカード・口座振替・請求書払いに対応しているというメリットがあります。

法人携帯の契約におすすめの格安SIM9社のオプションを比較

法人携帯におすすめの格安SIM9社のオプションを比較しました。

	通話オプション	端末保障	セキュリティ
mineo	〇	〇	〇
BIGLOBEモバイル	〇	〇	〇
楽天モバイル	〇	〇	〇
Y!mobile	〇	〇	〇
UQモバイル	〇	〇	〇
イオンモバイル	〇	〇	〇
NifMo	〇	〇	〇
LIBMO	〇	〇	〇
日本通信	〇	×	〇

※基本有料オプションとする

基本的には、通話オプション・端末保障・セキュリティに対応しているものがほとんどです。

ただし、日本通信SIMは端末保障に対応していないので注意しましょう。

3大キャリア（ドコモ・au・ソフトバンク）の法人携帯も格安SIMに負けていない！

法人携帯は格安SIMだけでなく3大キャリアも対応しています。以下で比較しました。

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格安SIMと比較すると料金は高いですが、大手キャリアなのでより高品質の通信が保障されています。

また、割引額は異なりますが法人契約かつ複数回線契約で割引が適用される大手回線もあります。

法人携帯を契約できる格安SIMを選ぶポイント

法人携帯を契約できる格安SIMを選ぶポイントは次の通りです。

以下で詳しく解説します。

法人契約が可能か

法人携帯を契約できる格安SIMを選ぶポイントの1つ目は、法人契約が可能か否か確認することです。

格安SIMが法人契約に対応していない場合は、法人契約はできません。予め情報を精査してから申し込みをしましょう。

月額料金がいくらか

法人携帯を契約できる格安SIMを選ぶポイントとして、月額料金の価格も挙げられます。

格安SIMごとに取り扱うデータ容量や料金が異なるので、お得に使いたい場合はできるだけ安いものを選ぶのもおすすめです。

「法人携帯の契約におすすめの格安SIM会社9選」もぜひご参考ください。

どの通信回線を利用しているか

法人携帯を契約できる格安SIMを選ぶポイントの3つ目は、通信回線の種類です。基本的に格安SIMでは以下の回線を提供しています。

いずれの回線も大手回線なので、広いエリアに対応していますが、一部地域で対応していない場合もあります。

かけ放題が用意されているか

法人携帯を契約できる格安SIMを選ぶポイントとして、かけ放題が用意されているか否かも挙げられます。

会社で格安SIMを利用する場合は、通話用として使うケースも多いです。かけ放題を活用することでコスト削減にも繋がる場合もあるので、かけ放題の有無を確認しましょう。

また、かけ放題オプションの価格は格安SIM各社で異なるので、プランの料金と合わせてチェックすることも大切です。

契約期間に縛りがあるか

法人携帯を契約できる格安SIMを選ぶポイントの5つ目は、契約期間に縛りがあるか否かです。

各格安SIMでは契約に縛りがある場合と、ない場合があります。契約に縛りがある場合は契約満期以前に解約すると違約金が発生するケースもあるので注意しましょう。

法人携帯を格安スマホにするメリット

法人携帯を格安スマホにするメリットは次の通りです。

以下で詳しく解説します。

メリット①お得な法人向けプランを利用できる

法人携帯を格安スマホにするメリットの1つ目は、お得な法人向けプランを利用できる点です。

格安SIMでは個人契約より法人契約向けのプランの方が料金設定が安い傾向にあります。なぜなら1法人で複数回線を契約する場合が多いため、1回線当たりの単価を安く設定できるという側面があるからです。

また、法人向けプラン限定の割引を取り扱っている場合もあるので、よりお得に利用できます。

メリット②自社に合う支払い方法が選べる

法人携帯を格安スマホにするメリットとして、自社に合う支払い方法が選べる点も挙げられます。

格安SIMの法人プランでは以下の支払い方法が設定されています。

クレジットカード払いはほとんどの格安SIMで対応しています。また、口座振替や請求書払いに対応している格安SIMもあるので、決済方法から格安SIMを選択するのもおすすめです。

メリット③SIMロックを解除する必要がない

法人携帯を格安スマホにするメリットの3つ目は、SIMロックを解除する必要がない点です。

法人契約ができる格安SIMに限ったものではありませんが、格安SIMの多くがSIMフリー端末を取り扱っているので、SIMロックの解除の必要はありません。

一方で、大手回線の端末はSIMロックがかけられている場合が多いので、他社から乗り換える際はSIMロックしなければなりません。

社内で端末をそろえる際は、予め格安SIMで販売されているSIMフリー端末にすることで、今後利用する格安SIMを乗り換えても、SIMロックの解除が不要で手間が省けます。

法人携帯を格安スマホにするデメリット

法人携帯を格安スマホにするデメリットは次の通りです。

以下で詳しく解説します。

デメリット①端末の分割払いができない場合がある

法人携帯を格安スマホにするデメリットの1つ目は、端末の分割払いができない場合がある点です。

格安SIM各社によって異なりますが、端末購入の際に分割払いができず、一括払いのみの対応になるケースもあります。

また、口座振替払いを選択すると、端末代の支払いが一括払いになるので注意しましょう。

デメリット②プランに無料通話が組み込まれていないケースが多い

法人携帯を格安スマホにするデメリットとして、プランに無料通話が組み込まれていないケースが多い点も挙げられます。

一部格安SIMではかけ放題込みのプランを取り扱っているケースもありますが、ほとんどの場合で、プランに加えてかけ放題のオプションを付ける形式になっています。

プランの月額料金だけ見ると安い場合でも、通話オプションをつけることで高くなることもあるので、必ず合計金額を確認した上で契約しましょう。

デメリット③時間帯や場所によっては通信速度が遅くなる

法人携帯を格安スマホにするデメリットの3つ目は、時間帯や場所によっては通信速度が遅くなる点です。

法人プランに限ったものではありませんが、格安SIMは大手回線から一部借り受けて提供しているので、利用者が多い時間は混雑しやすく速度が遅くなりやすいです。

法人携帯を格安スマホにする際の注意点

法人携帯を格安スマホにする際の注意点は次の通りです。

以下で詳しく解説します。

注意点①個人向けプランと内容が異なるケースが多い

法人携帯を格安スマホにする際の注意点の1つ目は、個人向けプランと内容が異なるケースが多い点です。

格安SIMでは個人向けプランと法人向けプランの料金やデータ容量、利用できるオプションなどが異なる場合があります。

一方で、個人向けも法人向けもほとんどプラン内容が同じ格安SIMもあるので、契約内容を確認した上で手続きをしましょう。

注意点②WEB申し込みに対応していない場合がある

法人携帯を格安スマホにする際の注意点として、WEB申し込みに対応していない場合がある点も挙げられます。

法人向けプランの申し込みは基本的に書面で郵送または窓口での申し込みが一般的で、Web申し込みに対応していないのがほとんどです。

郵送や窓口での手続きはWeb申し込みよりも時間がかかるため、余裕をもって申し込みましょう。

注意点③適用されるキャンペーンに限りがある

法人携帯を格安スマホにする際の注意点の3つ目は、適用されるキャンペーンに限りがある点です。

格安SIMで個人向けキャンペーンを実地している場合は、法人向けには適用されないケースが多いです。

注意点➃海外で利用できない格安SIMがある

法人携帯を格安スマホにする際の注意点として、海外で利用できない格安SIMがある点も挙げられます。

格安SIM各社によって異なりますが、海外で利用できるものと利用できないものがあります。

格安SIMを海外利用したい場合は海外ローミングに対応したものを選択しましょう。

ただし、海外ローミング対応の格安SIMでは、データ通信はできず音声通話のみに限定されるケースなどもあるので、契約内容を確認した上で手続きをしましょう。