フレッツ光とドコモ光の違いを徹底解説【乗り換えのデメリットやポイントとは？】

フレッツ光を利用していてドコモ光への転用を検討している場合、それぞれの違いが気になる方もいるかと思います。

そこでこの記事ではフレッツ光とドコモ光の違いと、それぞれを比較した際のメリット・デメリットを解説します。

フレッツ光についてさらに詳しく知りたい場合は次の記事を参考にしてみてください。
→フレッツ光は評判が悪いからやめたほうがいい？【遅い等のクレームや口コミが多い理由】

 

ドコモ光についてさらに詳しく知りたい場合は次の記事を参考にしてみてください。
→ドコモ光の評判・口コミ【デメリット・おすすめの人を徹底検証】

 

ドコモ光はフレッツ光と同じNTT回線を利用した光コラボ

ドコモ光は、フレッツ光と同じNTT回線を利用した光コラボです。

次でそれぞれの通信速度について解説します。

ドコモ光とフレッツ光の速度は同じ

ドコモ光とフレッツ光の速度は、どちらもNTTの回線を利用しているため同じです。

ドコモ光とフレッツ光の実測値は、以下の通りです。

※表は左右にスクロールできます

※実測値は「みんなのネット回線速度」から引用

フレッツ光とドコモ光の4つの違い

フレッツ光とドコモ光の違いを表にまとめました。

※表は左右にスクロールできます

※1：戸建ては「フレッツ光ネクスト　ギガファミリー・スマートタイプ」、マンションは「フレッツ光ネクスト　ギガマンション・スマートタイプ」の料金
※2：戸建て、マンションともに「フレッツ光ネクスト」の料金で、割引未適用の場合
※3：戸建て、マンションともに「1ギガ　タイプA　2年契約」の場合

フレッツ光とドコモ光には、主に以下の4つの違いがあります。

次でそれぞれ解説します。

フレッツ光とドコモ光の違い①月額料金が異なる

フレッツ光とドコモ光の違いの1つ目は、月額料金が異なることです。フレッツ光とドコモ光の月額料金の比較は下記表の通りです。

※表は左右にスクロールできます

※1：戸建ては「フレッツ光ネクスト　ギガファミリー・スマートタイプ」、マンションは「フレッツ光　ギガマンションスマートタイプ」の料金
※2：戸建て、マンションともに「フレッツ光ネクスト」の料金で、割引未適用の場合
※3：戸建て、マンションともに「1ギガ　タイプA　2年契約」の場合

フレッツ光は回線料金の他に、別途プロバイダ月額料金もかかります。それを抜きにしても、ドコモ光より高い傾向があります。

ドコモ光はプロバイダ一体型なので、別途プロバイダ月額料金が発生しません。

フレッツ光とドコモ光の違い②提供会社が異なる

フレッツ光とドコモ光の違いの2つ目は、提供会社が違うことです。それぞれの提供会社は下記の通りです。

フレッツ光とドコモ光の提供会社
フレッツ光(東日本)	NTT東日本
フレッツ光(西日本)	NTT西日本
ドコモ光	NTTドコモ

フレッツ光もドコモ光も利用する光回線は同じですが、サービスの提供元が異なります。

提供元が異なれば、回線が同じでも料金やオプションサービスなどの違いが発生します。

フレッツ光とドコモ光の違い③別途プロバイダ契約が必要か

フレッツ光とドコモ光の違いの3つ目は、別途プロバイダ契約が必要かどうかです。フレッツ光はプロバイダ契約が必要ですが、ドコモ光は必要ありません。

フレッツ光の場合、回線とプロバイダで窓口が異なるため、料金の支払先やトラブルが発生したときの問い合わせなどが、ドコモ光と比べると少し複雑になります。

フレッツ光とドコモ光の違い④ドスマホのセット割りがあるか

フレッツ光とドコモ光の違いの4つ目は、スマホのセット割があるかどうかです。フレッツ光にはありませんが、ドコモ光にはスマホのセット割があります。

ドコモ光のセット割の概要は下記の通りです。

ドコモ光のセット割のメリットは、「家族全員」のスマホ料金から割引という点です。例えば5人家族で全員ドコモのスマホで条件を満たしていれば、合計5,500円(税抜)の割引を受けられます。

フレッツ光にはドコモ光のようなスマホのセット割はありませんが、選んだプロバイダによってはセット割を実施しています。

ですが、ドコモスマホのセット割を実施しているプロバイダはありません。割引額もドコモ光のセット割より低い場合が多いので、特別おすすめできません。

フレッツ光と比較した場合のドコモ光のメリット・デメリット

フレッツ光と比較した場合の、ドコモ光のメリット・デメリットをそれぞれ解説します。

フレッツ光と比較した「ドコモ光のメリット」

フレッツ光と比較した場合のドコモ光のメリットは、下記の通りです。

次でそれぞれ解説します。

契約窓口をまとめられて請求先の管理の手間が省ける

フレッツ光と比較した場合のドコモ光のメリットの1つ目は、契約窓口をまとめられることです。

フレッツ光はドコモ光とは違い、プロバイダ契約が別になっています。請求もフレッツ光とプロバイダからそれぞれ来るので、管理が若干面倒です。

ドコモ光であれば契約窓口をまとめられるので、請求先の管理が別々より楽になります。

ドコモのスマホならセット割が使える

フレッツ光と比較した場合のドコモ光のメリットの2つ目は、ドコモのスマホならセット割が使えることです。

ドコモ光のスマホセット割は条件を満たせば、永年最大1,100円をドコモのスマホ料金から割り引いてくれます。

フレッツ光にはスマホセット割がありません。よりお得に光回線とスマホを利用したいのであれば、ドコモ光がおすすめです。

新規契約の場合は開通工事が無料

フレッツ光と比較した場合のドコモ光のメリットの3つ目は、ドコモ光が新規契約の場合であれば開通工事費が無料という点です。

開通工事費無料はドコモ光公式の特典で、ドコモ光を新規で申し込みをして条件を満たせば工事費が無料になります。

適用条件や別途かかる可能性のある費用に関しては、こちらのページで確認できます。

フレッツ光の場合、開通工事費が無料になる特典は現状ありません。ドコモ光であれば最大19,800円かかる工事費を無料にできるので、大きなメリットと言えるでしょう。

フレッツ光と比較した「ドコモ光のデメリット」

フレッツ光と比較した場合のドコモ光のデメリットはありません。月額料金やスマホセット割、工事費の面ですべてドコモ光が優れているからです。

通信速度も同じNTT回線なので、差はほぼありません。1つ注意しておきたいのが、スマホセット割はドコモ以外では適用されません。

ドコモ光と比較した場合のフレッツ光のメリット・デメリット

ドコモ光と比較した場合の、フレッツ光のメリット・デメリットも気になるかと思います。
次でメリット・デメリットをそれぞれ解説します。

ドコモ光と比較した「フレッツ光のメリット」

ドコモ光と比較した場合の、フレッツ光のメリットは特にありません。なぜならフレッツ光より月額料金が安く、特典が充実した光コラボが現在では多数あり、ドコモ光もそのひとつだからです。

光コラボであれば通信速度の差もほぼないので、特筆できるフレッツ光のメリットはありません。

ドコモ光と比較した「フレッツ光のデメリット」

ドコモ光と比較した場合の、フレッツ光のデメリットは光回線とプロバイダでそれぞれ契約が必要なことです。

光回線とプロバイダが別の契約の問題点は、下記の通りです。

もともとのフレッツ光の月額料金はドコモ光より高い場合がほとんどですが、さらにプロバイダの月額料金も上乗せされます。

通信ができないなどのトラブル発生時も、ドコモ光であれば窓口が1つなのに対して、フレッツ光は別々に問い合わせしなければなりません。

ドコモ光と比較すると、フレッツ光はプロバイダが別契約なので料金面、問題発生時で不利になります。

フレッツ光からドコモ光へ乗り換えた際に得られるメリット

フレッツ光からドコモ光に乗り換えた際に得られるメリットは、下記の4つです。

次でそれぞれ解説します。

工事不要のため即日で切り替えられる

フレッツ光からドコモ光へ乗り換えるメリット1つ目は、工事が不要なので即日で切り替えられることです。

工事が不要である理由は、フレッツ光の契約時にNTTの光回線の回線工事が済まされており、ドコモ光も同じ回線を利用できるからです。

ドコモ光との手続きが一通り済んだら、工事不要で即日利用できる点はメリットになるでしょう。

違約金が発生しない

フレッツ光からドコモ光へ乗り換えるメリット2つ目は、違約金が発生しない点です。フレッツ光からドコモ光への乗り換え(転用)では、回線をそのまま利用するので、フレッツ光の違約金が発生する条件にあてはまらないからです。

ですが注意点が2つあります。

注意しておきたい点はありますが、ドコモ光への転用で最大4,950円のフレッツ光の違約金は発生しません。

ｄカードGOLDでの支払いならポイントが貯まる

フレッツ光からドコモ光へ乗り換えるメリット3つ目は、dカードGOLDでの支払いだとポイントが貯まることです。

ドコモ光の利用料金をdカードGOLDで支払うと、1,000円(税抜)ごとに10％のポイント還元を受けられます。

このポイント還元は、ドコモのスマホ料金も対象(ahamo除く)です。仮にドコモ光とドコモのスマホ料金を足し合わせた場合の、ポイント還元の一例は下記表の通りになります。

※表は左右にスクロールできます

※1：戸建て、マンションともに「1ギガ　タイプA2年契約」の月額料金
※2：「5G　ギガホプレミア」のドコモ光セット割後の月額料金

ドコモ光ではスマホのセット割もありますが、dカードGOLDでの支払いでさらにお得に利用ができるのは大きなメリットです。

ドコモ光はキャッシュバックなどの特典が豊富

フレッツ光からドコモ光へ乗り換えるメリット4つ目は、ドコモ光はキャッシュバックが豊富という点です。

公式からの特典は「dポイント5000ptプレゼント」ですが、代理店を通して申し込めばより高額なキャッシュバックを受けられます。

おすすめの代理店とキャッシュバックについて、下記の表にまとめました。

※表は左右にスクロールできます

代理店を選べば高額なキャッシュバックで、お得にドコモ光を利用できます。

フレッツ光からドコモ光へ乗り換えるリスク

フレッツ光からドコモ光へ乗り換える際に、知っておきたいリスクを3つ紹介します。

次でそれぞれ解説します。

通信速度はドコモ光と同じ

フレッツ光からドコモ光へ乗り換えるリスクの1つ目は、通信速度が同じということです。

理由はドコモ光はフレッツ光の回線を利用した光コラボのため、使用する回線が同一のものだからです。

回線が変わらなければ、通信速度もさほど変わりません。

通信速度でフレッツ光とドコモ光で優劣が無いことは、あらかじめ把握しておきましょう。

転用承諾番号を取得しなければならない

フレッツ光からドコモ光へ乗り換えるリスクの2つ目は、転用承諾番号を取得しなければならない点です。

転用承諾番号はフレッツ光へ問い合わせて取得できます。問い合わせ先は下記のリンクとなります。

いきなりドコモ光へ転用を問い合わせても、まずフレッツ光から転用承諾番号を取得するよう案内があります。

マンションプランを選択する場合は料金シュミレーションが必要

フレッツ光からドコモ光へ乗り換えるリスクの3つ目は、マンションプランを選択する場合は料金シュミレーションが必要であることです。

なぜなら「フレッツ光+プロバイダ」で、ドコモ光のマンションプランより安くできる選択肢があるからです。

フレッツ光とドコモ光のマンションプラン月額料金(税込)の比較
	フレッツ光(東日本)	ドコモ光
回線月額料金	3,685円　※1	4,400円　※2
プロバイダ月額料金	550円　※3	–
合計	4,235円	4,400円

※1：フレッツ光ネクスト　ギガマンション・スマートタイプでプラン2の場合
※2：1ギガ　タイプAで2年契約の場合
※3：BB.exciteの場合

上記表の通り、フレッツ光のプロバイダで最安値のBB.exciteを選択すれば、ドコモ光のマンションプランより月額料金を安くできます。

ただしその差は「165円」です。ドコモ光のスマホセット割を利用すれば、月額1,100円をスマホ料金から割り引けます。

現在利用のスマホがドコモ以外であれば、フレッツ光のマンションプランも選択肢に入れてもいいでしょう。

NTTのフレッツ光からドコモ光へ転用する際に知っておきたいポイント

NTTのフレッツ光からドコモ光へ転用する際に、知っておきたいポイントを4つ解説します。

次でそれぞれ解説します。

フレッツ光がすでに導入されているマンションはドコモ光へ乗り換えやすい

フレッツ光からドコモ光へ転用する際に知っておきたいポイントの1つ目は、フレッツ光がすでに導入されているマンションはドコモ光へ乗り換えやすいことです。

なぜならすでにフレッツ光が導入されているということは、光コラボであるドコモ光は設備そのままに利用できるからです。

開通のための工事が必要無いので、乗り換えるハードルはかなり低いと言えます。

フレッツ光からドコモ光への転用手順3ステップ

フレッツ光からドコモ光へ乗り換える際に知っておきたいポイントの2つ目は、転用手順です。

3ステップあるので、次でそれぞれ解説します。

NTT東日本・西日本から「転用承諾番号」を取得する

フレッツ光からドコモ光へ乗り換えるステップの1つ目は、NTT東日本・西日本から「転用承諾番号」を取得することです。

転用承諾番号の取得についての問い合わせは、それぞれ下記リンクから行えます。

いきなりドコモ光への問い合わせではないので注意しましょう。また転用承諾番号は、15日間の有効期限があります。

取得したら早めのドコモ光への手続きを行いましょう。

契約中のプロバイダがドコモ光に対応しているかどうかを確認する

フレッツ光からドコモ光へ乗り換えるステップの2つ目として、契約中のプロバイダがドコモ光に対応しているかどうかを確認しましょう。

一部のプロバイダは、ドコモ光に対応していません。解約してドコモ光に対応しているプロバイダを契約し直す必要があります。

ドコモ光と提携しているプロバイダはこちらのページで確認できます。対応していなかった場合は少し手間が発生しますが、必ず解約手続きを行いましょう。

ドコモ光に乗り換えるための手続きをする

フレッツ光からドコモ光へ乗り換えるステップの3つ目は、ドコモ光へ乗り換えるための手続きをすることです。

転用承諾番号の取得、プロバイダの確認が済んだら下記の手順でドコモ光の手続きをします。

※表は左右にスクロールできます

プロバイダの解約にかかる違約金が発生する可能性がある

フレッツ光からドコモ光へ乗り換える際に知っておきたいポイントの3つ目は、プロバイダの解約時に違約金が発生する可能性があることです。

フレッツ光で利用していたプロバイダがドコモ光に対応していない場合、解約して対応しているプロバイダに契約し直さなければなりません。

その際プロバイダによって複数年契約で契約満了月以外の解約の場合だと、違約金が発生します。

思わぬ出費になりかねないので、解約の可能性があるのか、解約時に違約金が発生するのか事前に確認しておきましょう。

インターネットが使えない日が発生しないよう切替日に注意する

フレッツ光からドコモ光へ乗り換える際に知っておきたいポイントの4つ目は、インターネットが使えない日が発生しないよう、切替日に注意することです。

フレッツ光からドコモ光への転用で、工事は基本的にありません。しかし例外的に工事が発生したり、プランによって工事が必要になる場合もあります。

一時的にインターネットが利用できなくなる可能性があるので、ドコモ光が開通する日に合わせてフレッツ光の切替日を決めましょう。

 

フレッツ光についてさらに詳しく知りたい場合は次の記事を参考にしてみてください。
→フレッツ光は評判が悪いからやめたほうがいい？【遅い等のクレームや口コミが多い理由】

ドコモ光についてさらに詳しく知りたい場合は次の記事を参考にしてみてください。
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