プロバイダの契約がいらないなら料金が安くなるのかな?
ドコモ光が本当にプロバイダ不要なのか、知りたい人は多いと思います。結論、ドコモ光のプロバイダは必須です。
そこで、この記事ではドコモ光はプロバイダが必須であることや、なぜ不要と呼ばれるのかなど詳しく解説します。
- ドコモ光もプロバイダは必須
- ドコモ光は光回線とプロバイダがセットになったサービス
- プロバイダ不要と勧めてくる営業には注意
- プロバイダ不要という営業に対する対処方法
- 光回線とプロバイダを別々に契約する方法
ドコモ光についてさらに詳しく知りたい場合は次の記事を参考にしてみてください。
→ドコモ光の評判・口コミ【デメリット・おすすめの人を徹底検証】
ドコモ光はプロバイダ不要と勧めてくる営業に注意
ドコモ光はプロバイダが不要と勧めてくる営業マンがいます。プロバイダ不要と勧めてくる営業に対する注意点や対処法などを以下の項目に分けて紹介します。
- 営業マンはお得な印象を与えるために誤った勧誘をするケースがある
- ドコモ光は光コラボのためプロバイダ不要と伝えているケースもある
- プロバイダ不要という営業電話や訪問勧誘は即決しない
- プロバイダが不要と勧誘されたときの対処方法
- プロバイダ不要の営業で契約してしまった場合は?
詳しく解説します。
営業マンはお得な印象を与えるために誤った勧誘をするケースがある
ドコモ光のプロバイダが不要と勧めてくる営業には、お得な印象を与えるために誤った勧誘をしている場合があります。
事実として、ドコモ光は光回線とプロバイダを一体化したサービスであるため、顧客にとってはメリットがあります。
特に、フレッツ光などの回線とプロバイダの契約が分離している光回線を契約している人にとって、プロバイダ不要という表現に引きつけられるかもしれません。
しかし、ドコモ光はプロバイダ不要というのではなく、別途プロバイダと契約する必要がないというのが正確な表現です。
ドコモ光を選択する際にはニュアンスの違いを理解した上で契約しましょう。
ドコモ光は光コラボのためプロバイダ不要と伝えているケースもある
ドコモ光を勧めてくる営業には、光コラボのためプロバイダ不要と伝えているケースもあります。
光コラボとは・・・
NTTが提供するフレッツ光回線を各プロバイダー事業者が借り受けて展開する光回線のサービス
本来、インターネット接続にはプロバイダが必須です。ドコモ光も例外ではなく、光回線とプロバイダが一体となったサービスを提供しています。
そのため、「プロバイダ不要」という表現は「プロバイダとの別途契約が不要」という意味にすぎません。
営業マンが「ドコモ光はプロバイダが不要」という表現を使うことがありますが、事実を正確に伝えていないため、誤解を生む可能性があります。
正確な情報を理解し、契約選択を行うことが大切です。
プロバイダ不要という営業電話や訪問勧誘は即決しない
ドコモ光はプロバイダ不要と勧めてくる営業電話や訪問勧誘の際には、即決しないようにしましょう。
プロバイダ不要と勧めてくるような営業担当者は良い面だけを強調し、潜在的なデメリットを控えめに説明することが多いため、注意が必要です。
具体的には、既存のプロバイダからの解約には手数料が発生する可能性があり、結果として損になることもあります。
新たな契約を結ぶ前に、自分の現在の契約内容と提案された契約内容を比較し、本当に得られるメリットがあるかどうかを慎重に検討することが重要です。
プロバイダが不要と勧誘されたときの対処方法
ドコモ光はプロバイダ不要と勧めてくる営業を受けた際の対処方法は、急な契約を避けることです。
電話による説明を即座に受け入れるのではなく、時間をかけて考え、自身の状況と比較検討することが重要です。
さらに、電話番号や会社名の明示を拒否したり、特定の時間限定の提案で迅速な決断を促したりなどの行動を業者が取った場合は注意しましょう。
パソコンの遠隔操作を提案した場合は、個人情報の漏洩やウイルス感染のリスクがあるため、必ず断りましょう。
執拗な勧誘が続く場合、自分が契約しない意志を明確に伝え、通話内容の録音を行うことを伝えれば、勧誘者が引き下がる可能性もあります。
それでも電話が止まない場合は、ドコモインフォメーションセンターへ勧誘の停止を依頼しましょう。
ドコモインフォメーションセンター
電話番号:0120-800-000
プロバイダ不要の営業で契約してしまった場合は?
ドコモ光はプロバイダ不要と勧めてくる営業に応じて契約してしまった場合、クーリングオフ制度を利用しましょう。
ドコモ光に限った話ではありませんが、契約を結んだ後に解約したい場合、通常はクーリングオフ制度を利用できます。
クーリングオフは、いかなる理由でも契約を無条件に解除できる制度です。
ただし、制度を利用するには契約後すぐに行動する必要があり、ドコモ光の場合は契約申込書を受け取った日から8日以内にキャンセルの申し入れをする必要があります。
一部の手数料やすでに行われている工事費用が発生することもありますが、違約金はかかりません。
しかし、契約から9日以上経過してしまうと、クーリングオフ制度は適用されず、通常の契約解除(解約)となります。
解約の場合は違約金や手数料、そして既に完了している工事費用等が請求される可能性があります。
【結論】ドコモ光のプロバイダは不要ではなく必須
ドコモ光のプロバイダは不要ではなく必須です。
通常、光回線サービスでは、回線提供者とプロバイダを別々に契約する方法が一般的です。しかし、ドコモ光は回線とプロバイダを一体化したサービスを提供しています。
ドコモ光の利用者はプロバイダ料金が既に含まれているという形なので、プロバイダとの別途契約を必要としません。
つまり、単に料金体系が一本化されているだけであり、実際にはプロバイダと契約していることに変わりはありません。
ドコモ光の契約の仕組みやプロバイダの種類、選び方について紹介します。
- ドコモ光は「光回線」と「プロバイダ」がセットになったサービス
- ドコモ光は全24社のプロバイダから選択する
- ドコモ光のプロバイダにはタイプAとタイプBがある
- ドコモ光のタイプAプロバイダ一覧
- ドコモ光のタイプBプロバイダ一覧
詳しく解説します。
ドコモ光は「光回線」と「プロバイダ」がセットになったサービス
ドコモ光は「光回線」と「プロバイダ」がセットになったサービスです。ドコモ光は、他のプロバイダを探す必要がなく、さらに契約手続きも不要となるという大きな利点があります。
インターネット接続に欠かせない要素である「光回線」と「プロバイダ」が一つのサービスパッケージとなっていることで、契約者はすぐにネット環境を整えることが可能です。
新規にインターネットを始める方や、既存のプロバイダからの乗り換えを考えている方にとって、負担が少なくなります。
ドコモ光は全24社のプロバイダから選択する
ドコモ光は、契約者が24社の中から自由にプロバイダを選択できます。
ドコモnet、plala、GMOとくとくBB、@nifty、DTI、IC-NET、Tigers-net、BIGLOBE、andline、シナプス、excite、エディオンネット、SIS、Rakutenブロードバンド、TikiTiki、hi-ho、@ネスク、01光コアラ、OCN、@T COM、TNC、Asahi Net、WAKWAK、@ちゃんぷるネット
しかし、01光コアラのプロバイダは2022年5月31日をもってドコモ光のサービス提供を終了しているので注意が必要です。
ドコモ光のプロバイダにはタイプAとタイプBがある
ドコモ光のプロバイダはタイプAとタイプBに分かれており、選択したプロバイダのタイプや住まいの形態によって月額料金が異なります。
タイプA | タイプB | |
---|---|---|
マンション | 4,400円(税込) | 4,620円(税込) |
戸建て | 5,720円(税込) | 5,940円(税込) |
タイプAとタイプBの間には毎月220円の差があります。タイプAのプロバイダを選べば、年間で2,640円も節約することが可能です。
さらに、同じタイプAのプロバイダでも、各社によってキャンペーンやサービス品質が異なるため、プロバイダ選択を行う前には、各社の詳細をチェックすることが重要です。
ドコモ光のタイプAプロバイダ一覧
ドコモ光のタイプAでは、以下のプロバイダが選択可能です。
ドコモnet、plala、GMOとくとくBB、@nifty、 DTI、IC-NET、Tigers-net、BIGLOBE、andline、シナプス、excite、エディオンネット、SIS、Rakutenブロードバンド、TikiTiki、hi-ho、@ネスク、01光コアラ(現在受付停止)
ドコモ光のタイプBプロバイダ一覧
ドコモ光のタイプBでは、以下のプロバイダが選択可能です。
OCN、@T COM、TNC、Asahi Net、WAKWAK、@ちゃんぷるネット
ドコモ光のプロバイダの選び方やおすすめのプロバイダを知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
ドコモ光には例外的に「単独タイプ」がある
ドコモ光には通常の契約プラン以外に、特例として「単独タイプ」というオプションが存在します。
単独タイプでは、ドコモ光の提供するインターネット回線のみを契約します。通常のプランでは限られたプロバイダの中から選択する必要がありますが、制約がありません。
ドコモ光の提携している24社以外のプロバイダを使いたい、または現在利用しているプロバイダを続けて使用したい方向けの特別な料金プランです。
ただし、料金面でのデメリットがあります。マンションタイプであれば月額4,180円、ファミリータイプであれば5,500円となりますが、回線契約の費用のみです。
さらに、選択したプロバイダの料金が別途必要となります。回線料金はNTTドコモから、プロバイダ料金はそれぞれのプロバイダから請求されます。