エリクソン・ジャパンはエリクソンモビリティレポートにて、全世界の5G加入契約者数が2021年末までに5億8000万人を超えるという予測を発表した。
5G急拡大の要因
5Gは前世代の4Gよりも加入契約者のペースが2年ほど早いと説明されているが、その要因は次が主であるとしている。
- ・中国の5Gの取り組みが早いこと
- ・複数ベンダーが5G対応端末をタイムリーに準備している
4Gの加入契約者数は、予測期間中は主流であり続けるとしつつも、2021年がピークとなり、徐々に減少するだろうと予測している。
2026年には世界の5G加入契約者数は35億人超に
さらにエリクソン社は、2026年に5G加入契約者数は世界で35億人超になると予測する。
2026年になると、以下のように北米、アジアはもちろん、インドや中南米、アフリカなどを含めた全地域にて5Gが普及しするとしている。
5GがFWAを促進
現状、通信事業者の70%以上がFWAを提供しているとし、今後の5Gの拡大でその接続数とトラフィックは促進されていくとの予測を示している。
また、FWAは、DSLやファイバーなどと比較し、コスト効率の良い選択肢になっていることも拡大の要因になっているという。
出典:エリクソンジャパン